HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
ドーピング違反があったとして、一時は1年間の出場停止処分が課されたY・ウィックマイヤー(ベルギー)。そのウィックマイヤーが17日、年初にニュージーランド・オークランドで開催されるASBクラシックにワイルドカード(主催者推薦枠)で出場することを決めた。
来年のASBクラシックは1月4~9日に開催され、賞金総額は22万米ドル。現ランキングからすると、現状ではウィックマイヤーは第3シードとなる予定である。
今年の全米オープンでベスト4まで進出したウィックマイヤーは、世界反ドーピング機関(WADA)への居場所確認を3度怠ったとして、11月に1年間の出場停止処分を受けていた。
しかしウィックマイヤーは、WADAへのオンライン通信が不調だったためと主張。14日にベルギーの裁判所が処分差し止めを命じ、16日には国際テニス連盟(ITF)もそれに従い、1年間の出場停止処分を解除していた。その翌日にウィックマイヤーは早速、ASBクラシックへの出場を決めた。
引退後に復活して今年の全米で優勝したK・クレイステルス(ベルギー)、そして同様に来年からツアーに復帰するJ・エナン(ベルギー)とともにベルギーの女子テニス界を支えるウィックマイヤー。今回の騒動に影響されることなく、来年はさらに上位を目指して躍進してほしいところだ。
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.