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女子テニスツアーのHPジャパン女子オープン(大阪/靱テニスセンター、賞金総額22万ドル、ハード)は14日、シングルス2回戦が行なわれ、第2シードのM・バルトリ(フランス)が、主催者推薦で出場の奈良くるみ(日本)を6-1, 6-1で一蹴、ベスト8に進出した。
世界ランク12位のバルトリは、同170位で17歳の奈良に対し、第1セットで3度、第2セットで2度のブレークを決め終始リードを奪うと、自らのサービスゲームでは1本もブレークポイントを奈良に与えず、力の差を見せ付けた。
今大会が有明で行われていた2006年大会の決勝で中村藍子(日本)を下し、タイトルを獲得しているバルトリは、準々決勝でS・ミルザ(インド)と対戦する。世界ランク61位のミルザは、同89位のV・クツゾワ(ウクライナ)を6-4, 6-3のストレートで下し、今季3度目となるツアー8強入りを果たしている。
第4シードのF・スキアボーネ(イタリア)は、Y・チャン(台湾)を6-3, 0-6, 6-3と出入りが激しいスコアながらもフルセットで振り切り、ベスト8への切符を手にしている。世界ランク26位のスキアボーネは、第7シードのM・シンク(ハンガリー)と準決勝進出を争う。1回戦で不田涼子(日本)を破っているシンクは、V・キング(アメリカ)を6-4, 6-2で退け、ベスト8進出を決めている。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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