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男子テニスツアーのチャイナ・オープン男子(中国/北京、賞金総額450万ドル、ハード)は金曜日に準々決勝を行い、第1シードのR・ナダル(スペイン)が主催者推薦枠で出場の元王者M・サフィン(ロシア)を6-3, 6-1のストレートで下し、準決勝進出を決めた。
試合後、ナダルは「いいプレーができた。自分のテニス・レベルにハッピーだね。」と満足そうな表情を浮かべた。
また、今季限りでの引退を表明しているサフィンは、試合後、ファンに向かって感謝の言葉を述べた。「長いこと練習していないけれど、それでもボールを打つことができる。コートに立つのは本当に気持ちがいいことだね。」と語ったサフィンは2004年の今大会で優勝していた。
ナダルは準決勝で第8シードのM・チリッチ(クロアチア)と対戦する。チリッチは準々決勝で第4シードのN・ダビデンコ(ロシア)と対戦し、6-4, 6-4のストレートで下した。
ドローの他の山では第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第5シードのF・ベルダスコ(スペイン)を6-3, 1-6, 6-1で振り切り、ベスト4入りを決めた。
ジョコビッチは第1セットを6-3で奪った後、第2セットで突然調子を崩し、ベルダスコに3度のブレークを許して同セットを1-6で落としてしまう。
しかし第3セットに入って調子を取り戻したジョコビッチは、ベルダスコの19本の凡ミスにも助けられ、同セットを6-1で奪うと、試合に終止符を打った。
試合後、ジョコビッチは「アップ・ダウンが激しい試合だった。ベルダスコは第2セットでブレークに成功し、勢いに乗った。第2セットの終盤ではエネルギーのセーブに励み、第3セットでは気持ちを新たにプレーしようとした。幸運にもそれが功を奏したよ。」と話している。
ジョコビッチは準決勝で第6シードのR・ソデルリング(スウェーデン)と対戦する。ソデルリングは準々決勝でビッグサーバーのI・リュビチッチ(クロアチア)を7-6(7-3), 6-4で下しての勝ち上がり。
今大会の優勝賞金は50万ドル。
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