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女子テニスツアーのチャイナ・オープン女子(中国/北京、賞金総額450万ドル、ハード)は金曜日に準々決勝を行い、第6シードのS・クズネツォワ(ロシア)がA・パブリュチェンコワ(ロシア)を6-3, 6-3のストレートで下し、準決勝進出を決めた。
2006年の今大会で優勝しているクズネツォワは、準決勝でN・ペトロワ(ロシア)と対戦する。同胞である両者の対戦成績は、4勝1敗でクズネツォワが大きくリード。ペトロワは、地元期待のS・ポン(中国)を6-7(5-7), 6-3, 6-2の逆転で退けてベスト4進出を決めている。
試合後、ペトロワは「試合開始当初は調子がよくなかったけれど、勝ててうれしい。第2、3セットでは復調することができた。」と話している。ペトロワは前日、世界ランク1位のS・ウィリアムズ(アメリカ)をファイナルセット・タイブレークで下しており、そのことについては「あのようにして勝った翌日にも同じパフォーマンスをみせるのは難しいこと。」と話している。
ポンは第8シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)、そして元女王のM・シャラポワ(ロシア)を撃破してのベスト8進出だったが、ペトロワには一歩、及ばなかった。
ドローの他の山では、第12シードのA・ラドワンスカ(ポーランド)が第4シードの強豪E・デメンティエワ(ロシア)を7-5, 6-3で下し、ベスト4進出を決めた。
デメンティエワは第1セット、5-3とリードしていたが、先週の東レ・パン・パシフィック・オープンで今季初のベスト4入りを果たしたラドワンスカは好調で、そこから逆転で第1セットを7-5で先制すると第2セットも6-3で奪い、金星をあげた。
試合後、デメンティエワは「彼女(ラドワンスカ)はストロークがとても堅実で、すべてのボールが返ってきた。勝てる方法は攻撃することしかなかったけれど、それができなかった。(オリンピックで金メダルをとった地である)北京でプレーするのは大好きで、ここは特別な場所だから、もっと長くプレーしたかったけど・・・」と肩を落とした。「でも負けは負けだから、自宅に戻って、ドーハのチャンピオンシップに備えるわ。」
一方、ラドワンスカは「他の人からマルチナ(ヒンギス)のようにプレーしていたと言われたの。彼女のプレーは本当にすごくて、私が小さいときのアイドルだったわ。マルチナはウィリアムズ姉妹のようにパワフルなプレーではなかったけどね。」と話している。
これでラドワンスカとデメンティエワの対戦成績は、ラドワンスカの3勝2敗となった。
ラドワンスカは準決勝で第14シードのM・バルトリ(フランス)と対戦する。バルトリは準々決勝で第7シードのV・ズヴォナレーワ(ロシア)を3-6, 7-5, 6-2で振り切っての勝ち上がり。
ズヴォナレーワは第1セットを6-3で奪い、第2セットも5-1と大きくリードしたが、そこからバルトリが反撃を開始、その後の6ゲームでズヴォナレーワにわずか7ポイントしか与えない猛攻で、見事、大逆転劇を演じた。
今大会の優勝賞金は77万5500ドル。
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