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男子テニスツアーのチャイナ・オープン男子(中国/北京、賞金総額450万ドル、ハード)は8日、シングルス2回戦残り4試合を行い、第1シードのR・ナダル(スペイン)がJ・ブレーク(アメリカ)を7-5, 6-7 (4-7), 6-3で退けるなど、ベスト8が出揃った。
第1セットを先取した世界ランク2位のナダルは、第2セットでも同24位のブレークをリードしマッチポイントを迎えるが、痛恨のダブルフォルトを犯しブレークバックを許し、タイブレークへと持ち込まれ、リズムを崩したナダルはそのセットを奪われてしまう。
しかし第3セットではリセットに成功し、再びギアを上げたナダルがそのセットを奪い、ベスト8へ名を連ねた。「良い試合ができたと思う。試合を終始コントロールできた。大事なポイントを取ることができたと思うし、チャンスをしっかり物にできたのが勝因だと思うね。」とナダルは試合を振り返っていた。ナダルは主催者推薦のM・サフィン(ロシア)と準々決勝を行う。
今季限りでの引退を決めているサフィンは、この日は第7シードのF・ゴンサレス(チリ)を6-3, 6-4のストレートで下すなど、元世界ランク1位の貫禄を見せ付けた。2004年のチャンピオンであるサフィンは14本ものサービスエースを記録するなど1度もブレークを許さず、各セットで1度ずつゴンサレスからブレークを奪い、69分のストレートでベスト8進出を決めた。
ナダルとの対戦にむけてサフィンは「明日はもっと良いプレーが出来るよ。ナダルは本命だから、僕は何のプレッシャーも感じていないよ。自分の試合をするだけで結果は分からないよ。次の試合は最近でも大きな試合になるから、とても興奮している。と、意気込みを語っている。
その他、第6シードのR・ソデルリング(スウェーデン)がT・ロブレド(スペイン)を6-3, 6-3のストレートで、I・リュビチッチ(クロアチア)が予選勝者のL・クボット(ポーランド)を7-6 (8-6), 4-6, 6-4の2時間35分で下し、8強進出を決めた。両者はベスト4入りを懸けて、準々決勝で対戦する。
今大会の優勝賞金は50万ドル。
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