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女子テニスツアーのチャイナ・オープン女子(中国/北京、賞金総額450万ドル、ハード)は8日、シングルス3回戦残り4試合を行い、第13シードのN・ペトロワ(ロシア)が世界ランク1位への返り咲きを決めた第2シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)を6-4, 3-6, 7-6 (7-5)で下す波乱を演じた。
2回戦を勝利し、来週月曜日発表の世界ランキングで再び1位の座への返り咲きを決めたばかりのセリーナは、この日の3回戦では出だしから不調で、第1セットをペトロワに奪われてしまう。第2セットはようやくセリーナらしいプレーが出始めて奪い返すものの、勝敗を決める第3セットでは、両者譲らずサービスをキープしタイブレークにもつれ込み、最後は僅差でペトロワが接戦を制した。
「ギアを最高に上げることができなかったような試合だったわ。今までの人生でここまで良いプレーをしたことがないような選手と、今日は試合をしたような感じだったわね。」と敗れたセリーナは、ペトロワの好調さを称えつつ敗戦を悔しがった。
セリーナの7本に比べ、14本ものサービスエースを叩き出したペトロワは、その強力なサーブがこの日のカギだったと語った。ペトロワは7日にM・シャラポワ(ロシア)を下したS・ポン(中国)と準々決勝を行う。セリーナの敗戦で今大会の上位3シード選手全てが敗れることとなった。
第7シードのV・ズヴォナレーワ(ロシア)は第10シードのF・ペネッタ(イタリア)を6-3, 5-7, 7-5とこちらも2時間33分の接戦の末に倒し、ベスト8入りを決めた。ベスト4入りを懸けてS・チャンを6-1, 6-4のストレートで下した第14シードのM・バルトリ(フランス)と準々決勝で対戦する。チャンは2回戦で第1シードのD・サフィーナ(ロシア)を下す大金星を挙げていた。
その他、第12シードのA・ラドワンスカ(ポーランド)がMJ・マルチネス=サンチェス(スペイン)を4-6, 6-4, 6-2の逆転で破り、ベスト8入りを果たした。ラドワンスカは先週の東レPPOに続く4強進出を懸けて、第4シードのE・デメンティエワ(ロシア)と対戦する。
今大会の優勝賞金は77万5500ドル。
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