HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
女子テニスツアーのチャイナ・オープン女子(中国/北京、賞金総額450万ドル、ハード)は7日、シングルス3回戦4試合を行い、第4シードのE・デメンティエワ(ロシア)が順当にベスト8入りを決める中、先週の東レPPOを制したM・シャラポワ(ロシア)が敗れ大会を去った。
世界ランク4位で第4シードのデメンティエワは、同16位で第16シードのN・リー(中国)を6-2, 6-0の圧勝で退け8強進出を決めた。第1セットで2度訪れたブレークポイントを切り抜けたデメンティエワは、リーから2度のブレークを奪い、先取に成功。第2セットは波に乗り、リーにブレークポイントさえ与えず、逆にリーのサービスゲームを全てブレークし、わずか58分で勝利を物にした。
先週の東レPPOでは、右肩の怪我で10ヶ月間ツアー離脱を余儀なくされたシャラポワが復帰後初優勝を飾り、完全復活をアピールしたが、この日は本来の調子が見らず、S・ポン(中国)に2-6, 4-6のストレートで敗れ、大会を後にした。
先週の優勝で最新の世界ランクで15位へと浮上したシャラポワは、第1セットでは2度、第2セットでも第6ゲームでブレークを許し、同53位のポンの前に1時間14分のストレートで屈する結果となってしまった。
「自分の思うようなレベルでプレーできないような試合もいくつもあるわ。それでも戦い続け、何とか勝利を挙げることもできるの。残念ながら今日はそんな日じゃなかっただけ。」と、敗戦をしっかり受け入れていた。
デメンティエワは、第12シードのA・ラドワンスカ(ポーランド)とMJ・マルチネス=サンチェス(スペイン)の勝者と準々決勝を行う。ポンは第2シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)と第13シードのN・ペトロワ(ロシア)の勝者とベスト4入りを懸けて戦う。
その他、第6シードのS・クズネツォワ(ロシア)がA・ボンダレンコ(ウクライナ)を6-3, 4-6, 6-0で、2回戦で第3シードのV・ウィリアムズ(アメリカ)を下したA・パブリュチェンコワ(ロシア)がA・ウズニアッキ(カナダ)を6-4, 6-4のストレートで倒してベスト8進出を決めた。
クズネツォワはセットオールとなった第3セットで、一気にレベルを上げ、ボンダレンコに1ゲームも与えず勝利を決めた。好調を維持しているパブリュチェンコワは、ウズニアッキを74分のストレートで一蹴しての8強入り。ベスト4入りを懸けて、両者が準々決勝で顔を合わせる。
今大会の優勝賞金は77万5500ドル。
その他のニュース
|
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.