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10月3日から開幕したチャイナ・オープン女子(中国/北京、賞金総額450万ドル、ハード)に出場を予定していたA・イバノビッチ(セルビア)が、上部気道感染症のために大会からの欠場を発表、このまま今シーズンを終える可能性もあることを示唆した。
イバノビッチは土曜日に声明を発表し、とても残念なシーズンであったことも明かしている。21歳のイバノビッチは、厳しいトレーニングを行いながらも、十分な休養が取れなかったために、「とても壊れやすい」身体になっているとも言っている。
2008年の全仏オープンを制しただけでなく、他にも2度のグランドスラム決勝の舞台に立ったことがあるイバノビッチは、今季のウィンブルドン後から痛めた肩に負担のかからないサーブに取り組んでいた。
元世界ランク1位のイバノビッチの今季の成績は、通算24勝13敗と勝ち越してはいるものの、ツアー決勝には1度しか進出を果たしておらず、3月のインディアンウェルズ大会では決勝でV・ズヴォナレーワ(ロシア)に敗れ、今季はタイトルを獲得していない。
またイバノビッチは、全仏オープンとウィンブルドンでは4回戦まで進出していたものの、USオープンと先に行われた東レ・パン・パシフィック・オープンでは1回戦で敗退を喫していた。
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