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男子テニスツアーのプロント・マレーシア・オープン(マレーシア/クアラルンプール、賞金総額94万7750ドル、ハード)は土曜日に準決勝を行い、第1シードのN・ダビデンコ(ロシア)が第3シードのR・ソデルリング(スウェーデン)を1-6, 7-6(7-1), 6-2の大逆転で下し、見事、決勝進出を決めた。
第1セットのダビデンコは凡ミスが多く、同セットを1-6で落としてしまう。しかし第2セットはお互い1度のブレークに成功し、そのまま試合はタイブレークへ。ダビデンコはタイブレークを7-1と大きくリードして奪うと、試合はファイナルセットへ突入する。
ファイナルセットでは、威力に欠けるソデルリングのサービスにダビデンコがつけこんで2度のブレークに成功すると、そのまま試合に終止符を打った。ダビデンコはソデルリングに4連敗を喫しており、ようやく連敗から脱出した。最近ではUSオープンの4回戦で対戦しており、そのときは足の故障でダビデンコが棄権していた。
試合後、ダビデンコは「ソデルリングはいいショットを繰り出していた。しかし途中で集中力を失ってしまったようだ。でも、それでも毎ポイントで勝負をかけてきていた。勝てて驚いているよ。」と話した。
ダビデンコは決勝で第2シードのF・ベルダスコ(スペイン)と対戦する。ベルダスコは準決勝で第4シードのF・ゴンサレス(チリ)を6-4, 7-5のストレートで退けての勝ち上がり。
ダビデンコはベルダスコと過去6度の対戦があり、5勝している。両者は今年の全仏オープン2回戦でも顔を合わせていた。
ダビデンコは「勝ちたいことは間違いないけれど、優勝するまで油断はできない。決勝戦では何が起こるか分からないからね。」と話している。
一方のベルダスコは、今季8月のアメリカはニューヘイブンの大会で優勝しており、今シーズン2勝目を目指す。ゴンサレス戦のベルダスコはすばらしいプレーを見せ、3本あったブレークポイントのいずれもしのいだ。
ベルダスコは「毎日、調子が上向いている。明日の決勝ではさらにいいプレーができるといいね。」と抱負を語った。
今大会の優勝賞金は15万4000ドル。
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