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女子テニスツアーのタシケント・オープン(ウズベキスタン/タシケント、賞金総額22万ドル、ハード)は24日、シングルス2回戦残り4試合を行い、第2シードのS・ペア(イスラエル)がK・ウォールを6-2, 6-4で下すなど、ベスト8が出揃った。
先週の広州国際女子オープンで今季初優勝を飾ったペアは好調を維持し、この日もウォールへ主導権を渡さず、相手の第2サーブを攻め立てるなどプレッシャーをかけ、1時間16分のストレートで勝利を挙げ8強入りを決めた。準々決勝では予選勝者のA・パノワと対戦する。
この日世界ランク160位のパノワは、第7シードで同85位のP・メイヤー(オーストリア)に対し7-5, 6-1と1時間10分のストレートで下す金星を上げ、先週の広州国際女子オープンに続く、自身2度目のツアー準々決勝進出を決めた。
その他、第4シードのO・ゴヴォルツォバ(ベラルーシ)もV・マナシエバ(ロシア)を6-2, 6-3で下し危なげなく8強へ名を連ねた。各セットで終始リードを奪い、実力の差を見せ付けたゴヴォルツォバは、1時間21分でマナシエバを退けた。ゴヴォルツォバは前日に第8シードのG・ウォスコボエワ(カザフスタン)から金星を上げたD・クツォバ(ベラルーシ)との準々決勝へ臨む。
残りの試合では、A・アマンムラドワ(ウズベキスタン)がE・ビュチコワ(ロシア)を4-6, 7-5, 7-6 (7-4)の接戦で退けた。地元からの声援を見方にしたアマンムラドワは、第1セットを先取されるも、続く第2セットで粘りを見せ、勝敗の行方を第3セットへと持ち込んだ。両者譲らない中、地の利を生かしたアマンムラドワがタイブレークの末、今季初のベスト8入りを果たした。ベスト4入りを懸けて第5シードのS・ボーゲル(スイス)と顔を合わせる。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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