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男子テニスツアーのモゼール・オープン（フランス/メッツ、賞金総額４５万ユーロ、ハード）は、２３日にシングルス１回戦残り２試合と２回戦４試合が行われ、第２シードのＰ・コールシュライバー（ドイツ）、第３シードのＰ・Ｈ・マチュー（フランス）らシード勢が順当にベスト８入りを決めた。

コールシュライバーはＢ・パウ（ドイツ）を4-6, 6-3, 6-2の逆転で退けた。第１セットこそ安定したプレーのパウに奪われるも、第２セットで集中を高めたコールシュライバーが奪い返すと、勝敗を決める第３セットでは第１サーブで全てポイントを獲得し、主導権を渡さずに勝利を手中に収めた。

マチューはＭ・ジケル（フランス）を7-6 (7-5), 6-4のストレートで倒しての８強入り。第１セットのタイブレークを競り勝ったマチューは、第２セットでは第１サーブ、第２サーブとも高い確率でポイントを挙げ、リズムを作りジケルから勝利を奪った。

準々決勝ではコールシュライバーはＤ・イストミン（ウズベキスタン）を3-6, 7-5, 7-6 (7-2)と逆転で下したＥ・コロレフ（ロシア）と、マチューは予選勝者のＴ・アシオンヌ（フランス）を6-2, 6-4のストレートで下した第７シードのＡ・ベック（ドイツ）と対戦する。

またこの日はシングルス１回戦残りの２試合も行われ、主催者推薦のＳ・グロージャン（フランス）がラッキー・ルーザーのＮ・マウー（フランス）を7-6 (7-1), 7-5で、同じく主催者推薦のＭ・ロドラ（フランス）がＭ・ズベレフ（ドイツ）を4-6, 6-3, 6-3の逆転で下すなど、地元からの主催者推薦を生かして初戦突破を決めた。

グロージャンは第１シードのＧ・モンフィス（フランス）と、ロドラは第４シードのＰ・ペッツシュナー（ドイツ）と２回戦で戦う。今大会は上位４シード選手は１回戦が免除されており、２回戦からの登場となっている。

今大会の優勝賞金は７万５５００ユーロ。