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男子テニスツアーのモゼール・オープン(フランス/メッツ、賞金総額45万ユーロ、ハード)は、22日の火曜日にシングルス1回戦8試合を行い、今季限りでの引退を表明している第5シードのF・サントロ(フランス)が初戦で敗れ、早くも大会から去ることとなった。
サントロはC・ロクス(ベルギー)に6-0, 4-6, 6-7 (3-7)の逆転で敗退した。第1セットを圧勝で奪ったサントロだったが、第2セットをロクスに奪われると、勝敗を決める第3セットでは両者譲らずタイブレークへと突入したが、最後はロクスに押し切られ、サントロは力尽きた。2回戦でロクスは、R・ガスケ(フランス)と対戦する。
ガスケはM・ベレー(ドイツ)を6-3, 2-6, 7-6 (7-5)の接戦を制しての勝ち上がり。第3セットの5-5で、ガスケは2度のブレークポイントをベレーに握られたが何とかしのぎ、タイブレークでも接戦を制して初戦突破を果たした。
ガスケは3月に行われた検査でコカイン陽性反応が出たため、国際テニス連盟(ITF)から出場停止処分が下されたが、それはナイトクラブで接触を持った女性とのキスが原因と独自のドーピングテストで身の潔白を証明し、2ヶ月半後にツアー復帰を認められ8月からコートへ戻っていた。この日は復帰以来初の本戦での勝利となった。
この日のシード勢では、第6シードのB・ベッカー(ドイツ)がE・コロレフ(ロシア)に2-6, 3-6のストレートで敗れたが、第8シードのI・リュビチッチ(クロアチア)は予選勝者のS・ドゥショーナック(フランス)を4-6, 6-1, 7-6 (7-1)の逆転で下し、2回戦進出を決めた。
コロレフはA・ゴルベフ(カザフスタン)を6-2, 6-4のストレートで倒したD・イストミン(ウズベキスタン)と、リュビチッチはラッキールーザーのA・クレマン(フランス)を6-4, 6-4のストレートで下したJ・ティプサレビッチ(セルビア)とそれぞれ2回戦で顔を合わせる。
その他の試合では、M・ジケル(フランス)が予選勝者のR・ヴァレントを6-3, 6-1で、予選勝者のT・アシオンヌ(フランス)がA・マンナリノ(フランス)を7-6 (7-5), 6-4と、いずれもストレートで破り初戦突破を決めた。ジケルは第3シードのP・H・マチュー(フランス)と、アシオンヌは第7シードのA・ベック(ドイツ)と2回戦で対戦する。
今大会は上位4シード選手は1回戦が免除されており2回戦からの登場。第1シードがG・モンフィス(フランス)、第2シードがP・コールシュライバー(ドイツ)、第3シードがマチュー、第4シードがP・ペッツシュナー(ドイツ)となっている。
今大会の優勝賞金は7万5500ユーロ。
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