- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

ウィックマイヤーが初の4強入り◇USオープン

テニスのグランドスラムであるUSオープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は大会10日目の9日、女子シングルス準々決勝が行われ、ノーシードのY・ウィックマイヤー(ベルギー)が、同じくノーシードのK・ボンダレンコ(ウクライナ)を7-5, 6-4のストレートで下し、自身初となるグランドスラムでのベスト4進出を果たした。

世界ランク50位のウィックマイヤーは、第1セットを先制した後の第2セットで同50位のボンダレンコにゲームカウント1-4とリードを許してしまう。しかし、そこから5ゲームを連取したウィックマイヤーが逆転で第2セットも奪取し1時間41分で試合を決めた。

わずか9歳のときに母親を亡くしたウィックマイヤーは、故郷であるベルギーから引越し、フロリダにあるテニスアカデミーに通うことを決断する。当時、ウィックマイヤーはテニスを始めたばかりであるばかりか、英語もろくに話せなかったが父親であるマルク氏は反対しなかった。

そして10年後、ウィックマイヤーはグランドスラムの大舞台でベスト4に進出する。大きく成長した愛娘についてマルク氏は「素晴らしい瞬間だ。だけどヤニナといるときは全てが素晴らしい瞬間だよ。」と愛情こめて語っている。

19歳のウィックマイヤーは、これまでグランドスラムでは2回戦すら突破したことがなかったが、今大会では同胞の大先輩であるK・クレイステルス(ベルギー)に続きベスト4入りしただけではなく、準決勝ではM・オーディンか第9シードのC・ウォズニアキ(デンマーク)との10代対決を行うこととなった。

マルク氏はベルギーでプールの建設会社を運営していたが、タンパに移り住んでからしばらくは仕事をせず、彼らの親戚からの金銭援助を受けながら娘をテニスアカデミーに通わせていた。それは、ウィックマイヤーの母が病の床に臥しているときも仕事に没頭していたマルク氏に対し、この世を去る前の妻に彼女が去った後は娘のために尽くして欲しいと言い残されていたからだ。

9歳である自分の望みを叶えてくれた父についてウィックマイヤーは「父は私のために全てを諦めてくれた。9歳の女の子の話を聞いてくれて、人生も夢も全てを捨てた。だから、父のことをいつまでも尊敬しているわ。」と語っている。

「私達は私達の人生を歩んでいますし、それに満足しています。次の日を待つのも嬉しいことです。」と語ったウィックマイヤーは、アメリカに移ってから2年半後、故郷であるベルギーに帰郷している。

母親の死という悲しみを乗り越えて鍛えられた闘争心でベスト4の座を勝ち取ったウィックマイヤーは「人生とは何か分かっていますし、多分、私の精神年齢は皆が思っているよりも年をとっているかもしれないです。時々ただの19歳の女の子のになりたいときもあり、簡単なことばかりではありません。だけど、それが人生だと思います。」と語っている。

(2009年9月10日10時35分)
その他のニュース

5月7日

島袋将 18歳新鋭と対戦も途中棄権 (0時37分)

5月6日

ダニエル太郎 世界135位に屈する (23時57分)

引退発表の翌日に激闘制す (22時35分)

【1ポイント速報】島袋将 18歳新鋭と対戦 (21時21分)

【1ポイント速報】ダニエル太郎、シュワルツマンら初戦 (21時20分)

大坂なおみ 初戦は世界45位に決定 (18時57分)

引退シュワルツマン 錦織圭らとの戦績 (17時59分)

3試合以上できる!混合ダブルス大会開催 (14時31分)

世界2位、欠場に苦しい思い吐露 (13時10分)

「両足が痙攣」激闘の末に準V (12時07分)

大坂なおみ 24上げて173位浮上 (11時05分)

ビッグカップルが交際に終止符 (10時05分)

元世界8位が来年限りで引退 (9時04分)

4連敗不調からのマスターズ制覇 (8時06分)

5月5日

マドリッドOP 新王者誕生へ (22時41分)

内島萌夏 第1シード撃破しV (21時26分)

アルカラス21歳に BIG3と比較 (19時06分)

「女子テニスは退屈」まだ言える? (17時38分)

錦織圭&全豪Jr王者の坂本怜が練習 (16時13分)

初中~中級 男子シングルス大会開催 (15時23分)

全チーム賞金獲得!団体戦開催 (15時23分)

内田海智 通算2度目の複V (15時02分)

2000年代生まれで男女初の20勝目 (12時39分)

シングルス主戦場の2人が複制覇 (11時32分)

世界2位&3位が負傷で欠場 (10時05分)

2連覇逃し準Vも「ポジティブ」 (9時27分)

死闘の末リベンジ果たし20度目V (8時28分)

錦織圭 6日開幕チャレンジャー欠場 (7時20分)

5月4日

内島萌夏 逆転勝ちで決勝進出 (14時54分)

大坂なおみ 全仏OP前哨戦 会場入り (12時14分)

ガスケ 第1シード撃破も4強ならず (11時03分)

苦悶の表情浮かべ無念の棄権 (9時41分)

前代未聞 3試合で相手棄権し決勝へ (8時31分)

マスターズ5度目の決勝進出 (7時33分)

【動画】21歳となったアルカラスのスーパープレー集、ナダルやジョコビッチとの対戦も (0時00分)

【動画】頂上決戦!シフィオンテクvsサバレンカ 異次元の戦い (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!