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元世界4位のJ・ドキッチ(オーストラリア)が全仏以降、体調を崩している。今回、医師による検査の結果、単核球症を患っていることが判明し2週間の休養を余儀なくされた。
ドキッチはウィンブルドンの1回戦でT・マレック(ドイツ)に敗れた試合ではめまいに苦しみ、その後、血液検査を受けていた。
検査結果が今週初めに到着、単核球症であることが判明した。単核球症にかかると発熱、疲労、腺の腫れといった症状が生じる。
オーストラリア・テニス協会が出した声明は「医師は彼女(ドキッチ)に2週間、完全休養するように述べています。」と発表している。
単核球症はテニス選手がよく罹患しており、J・エナン(ベルギー)、M・アンチッチ(クロアチア)、日本人選手では松岡修造(日本)らの罹患が知られている。
ドキッチは父親との確執などがあり、3年間ツアーから離れていた。しかし今年1月の全豪では見事ベスト8に進出、復活をアピールしていた。しかしその後はぱっとしない日々が続いており、全仏では2回戦で世界4位のE・デメンティエワ(ロシア)から第1セットを奪った後、第2セットの途中で腰痛が原因で途中棄権していた。
現在、世界76位のドキッチは、いくつかのトーナメントを欠場しなくてはならず残念である、と話している。しかし不調の原因が分かって安心もしているようだ。「再びコートに戻った際には、調子を取り戻し、もっと一生懸命に練習しようと思っています。全米につながるハードコート・シーズンに間に合えばいいな、と思っています。」
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