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男子テニスツアーのオルディナ・オープン男子（オランダ/スヘルトヘンボシュ、賞金総額４５万ユーロ、芝）は水曜日、シングルス２回戦残りの４試合を行い、昨年覇者で第３シードのＤ・フェレール（スペイン）がＯ・エルナンデス（スペイン）を6-4, 6-3のストレートで下すなど、ベスト８が出揃った。

１７５ｃｍと決して体格に恵まれているわけではないフェレールだが、キレのあるサービスで５本のエースを記録するなど、自身のサービスゲームでは安定したプレーを見せ、エルナンデスを１時間２３分で退けた。

「エルナンデスにはかなり走らされたけど、コートを走り回るテニスは自分の持ち味でもあるんだ。」と、フットワークを使ったプレーでエルナンデスから勝利を手にした。準々決勝では同胞のⅠ・ナバロ（スペイン）と顔を合わせる。

第４シードのＲ・シュトラー（ドイツ）は予選を勝ち上がったＴ・デ=バッカー（オランダ）を6-3, 7-6 (7-3)で、第７シードのＪ・シャーディ（フランス）も同じく予選勝者のＤ・ノーマン（ベルギー）を3-6, 6-3, 6-3の逆転で倒して８強入りを決めた。シュトラーとシャーディがベスト４入りを懸けて戦う。

主催者推薦で出場のＲ・スロイター（オランダ）は、Ｍ・バグダティス（キプロス）と対戦中に, 4-3とリードしたところで、バグダティスが膝を痛め棄権を申し入れたため、不戦勝で準々決勝進出を決めた。スロイターは火曜日に第５シードのＩ・クニツィン（ロシア）を下したＤ・セラ（イスラエル）と準々決勝を行う。

今大会の優勝賞金は７万１７００ユーロ。