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テニスのグランドスラム大会である全仏オープン(フランス/パリ、クレー)は大会12日目の5日、女子シングルス準決勝2試合が行われ、第1シードのD・サフィーナ(ロシア)と第7シードのS・クズネツォワ(ロシア)がそれぞれ勝利、決勝はロシア勢同士の対戦となった。
この日の第1試合に登場したサフィーナは、第20シードのD・チブルコワ(スロバキア)を6-3, 6-3のストレートで下し、2年連続での決勝進出を果たした。
一方のクズネツォワは、第30シードのS・ストザー(オーストラリア)を6-4, 6-7 (5-7), 6-3のフルセットで振り切り、3年ぶりの決勝進出を決めている。
この結果、今大会の決勝は史上2度目となるロシア勢同士の対戦となった。初めてのロシア勢対決は2004年に行われ、その時はA・ミスキナ(ロシア)がE・デメンティエワ(ロシア)を下し、タイトルを獲得している。
決勝に進出したサフィーナとクズネツォワは、ジュニア時代からライバル関係が続いており、両者が初めて対戦したのはおよそ10年前のこと。「私が12歳か13歳くらいで、サフィーナは信じられない少女だったわ。彼女がひとつ年下なんだけど、まったくなす術がなかったわ。確か1-6, 0-6かなんかで負けたと思うわ。」と、クズネツォワは当時を振り返った。
それ以来、何回もの対戦を繰り返してきた両者だが、ツアーレベルでの対戦では7勝4敗でサフィーナが勝ち越しており、次の対戦がこれまでで最大のタイトルがかかったものとなる。
サフィーナとクズネツォワは、今季のクレーシーズンで最高の成績を残しており、2大会の決勝で対戦、1つずつのタイトルを分け合っている。
今年の4月に世界ランク1位になったサフィーナは、それ以来21勝1敗の好成績を残しているが、その1敗を刻んだのはシュトゥットガルド大会の決勝でクズネツォワであった。
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