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他人の試合について賭けをした罪で、あるツアープロ選手が5週間の出場停止と1万2000ドルの罰金を受けることになった。同選手は量刑は厳しすぎる、と話している。
その渦中の選手はM・モンコート(フランス)。モンコートは次のように語っている。「ルールはなかったんだ。いやルールはあるけど、英語で書かれた馬鹿でかいルールブックの136ページにあったんだ。今回の量刑は重過ぎる。罰金の金額は大きいし、出場停止期間も長すぎる。」
モンコートは1試合につき3ドル(約300円)以上は賭けたことがなく、全体の損失は36ドル(約3600円)だったと述べた。
スポーツ仲裁裁判所によると、モンコートは2005年に36の大会で192ドル(約19200円)を賭けていた。モンコートからの上訴に基づき、同裁判所は8週間の出場停止期間を5週間に減らしている。出場停止は7月6日からスタートするため、グランドスラム大会への出場には影響がない。
同胞のR・ガスケ(フランス)がコカイン使用疑惑で最大2年間の出場停止処分を受ける可能性が報じられているが、5週間と2年という差について尋ねられたモンコートは「コカインと賭けは比較できない。」と一蹴している。
「コカインにしても賭けにしても前例をつくろうとしているだけのように思える。だから大したことでもないのに大騒ぎしている。コカインについてもそれがプレーに影響があるかどうか証明できないと思うよ。」
ツアーで賭けが問題になったのは今回が初めてではない。2007年、N・ダビデンコ(ロシア)の試合に関してインターネット上で700万ドルがすべてダビデンコよりも低いランキングの選手に賭けられていたという事件がある。ダビデンコは1年に及ぶ調査を受け、昨年9月に容疑が晴れている。
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