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テニスのグランドスラム大会である全仏オープン(フランス/パリ、クレー)は24日に開幕、大会初日にシングルス1回戦が行われ、第3シードのA・マレー(英国)がJ・I・チェラ(アルゼンチン)を6-2, 6-2, 6-1のストレートで下し、順当に2回戦に進出した。
この日は第1ゲームでいきなりチェラにブレークを許したマレーであったが、すぐさまブレークバックに成功すると、その後はピンチらしいピンチを迎えることなく、世界ランク205位のチェラを1時間43分で下し、2回戦に進出した。マレーはこの試合で、8度のブレークに成功している。
第7シードのG・シモン(フランス)はセンターコート第3試合に登場、W・オディスニク(アメリカ)との初戦に臨みフルセットにもつれたものの3-6, 7-5, 6-2, 4-6, 6-3で勝利、地元観客の声援に応えた。
この日に登場したシード勢は順当な勝ち上がりを見せたが、唯一シードダウンとなったのは第26シードのI・カルロビッチ(クロアチア)。元王者L・ヒューイット(オーストラリア)とカルロビッチの対戦は、ヒューイットが6-7 (1-7), 6-7 (4-7), 7-6 (7-4), 6-4, 6-3の大逆転勝利を収め、2回戦に駒を進めている。
カルロビッチはこの試合で、ツアー新記録となる55本のサービスエースを決めたものの、勝利には結びつかなかった。またカルロビッチがグランドスラム初戦で敗退するのは、出場24大会中で今回が14回目となる。
ヒューイットと同じく元世界ランク1位で第20シードのM・サフィン(ロシア)は、主催者推薦のA・シドレンコ(フランス)を6-4, 6-4, 6-4のストレートで下し、初戦突破を決めている。試合後の会見でサフィンは「全ての試合がタフだ。挑戦はしているけどコートに立つのが本当に怖い。だけど次の試合ではもっと良いプレーを目指すし、勝ち進めるといいね。」とコメントすると共に、今季限りでの引退も表明した。
また今大会に主催者推薦での出場を果たした、2004年の今大会覇者であるG・ガウディオ(アルゼンチン)は、第18シードのR・シュティエパネック(チェコ共和国)に3-6, 4-6, 1-6のストレートで敗れた・
この他の試合の結果は以下の通り。
F・ベルダスコ(スペイン) (8) ○-× F・セラ(フランス), 6-2, 6-1, 6-4
M・チリッチ(クロアチア) (13) ○-× J・ヘルニチ(チェコ共和国), 6-0, 6-4, 6-3
D・フェレール(スペイン) (14) ○-× F・ジル(ポルトガル), 6-2, 6-4, 6-4
N・アルマグロ(スペイン) (31) ○-× A・カイエリ(アルゼンチン), 6-4, 6-1, 6-3
A・ゴルベフ(カザフスタン) ○-× D・グレメルマイヤー(ドイツ), 6-3, 6-3, 6-2
E・ガルビス(ラトビア) vs. S・クエリー(アメリカ), 7-6 (7-1), 6-1, 3-6
M・モンコート(フランス) ○-× ルー・イェンスン(台湾), 6-2, 途中棄権
J・ウィアンナ(フランス) ○-× M・グラノジェルス(スペイン), 7-5, 2-6, 3-6, 7-6 (7-2), 6-1
R・ケンドリック(アメリカ) ○-× D・ブランズ(ドイツ), 6-7 (7-9), 7-5, 7-6 (13-11), 4-6, 6-3
D・セラ(イスラエル) ○-× J・リスナール(フランス), 6-4, 6-3, 4-6, 6-3
P・ペッツシュナー(ドイツ) ○-× P・ポランスキー(カナダ), 5-7, 6-2, 7-6 (7-4), 4-6, 6-3
今大会の優勝賞金は106万ユーロ。
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