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５月２４日の日曜日から開催される今季２度目のグランドスラムである全仏オープンは、初日から上位シード勢も登場し、赤土でのチャンピオンの座を狙って激しい戦いが繰り広げられる。

男女シングルス１回戦が予定されている初日の主なシード選手の試合は以下の通り。

男子は第３シードのＡ・マレー（英国）がＪ・Ｉ・チェラ（アルゼンチン）と、第７シードのＧ・シモン（フランス）がＷ・オディスニク（アメリカ）と、第２０シードのＭ・サフィン（ロシア）がＡ・シドレンコ（フランス）と、第２６シードのＩ・カルロビッチ（クロアチア）がＬ・ヒューイット（オーストラリア）とそれぞれ対戦する。

女子では第８シードのＡ・イバノビッチ（セルビア）がＳ・エラーニ（イタリア）と、第９シードのＶ・アザレンカ（ベラルーシ）がＲ・ビンチ（イタリア）と、第１６シードのＡ・モレスモ（フランス）がＡ・グローネフェルド（ドイツ）と、第１１シードのＮ・ペトロワ（ロシア）がＬ・エンブリー（アメリカ）と顔を合わせる。

センターコートであるフィリップ・シャトリエでのオープニング・マッチは、女子の昨年度覇者のイバノビッチがエラーニを迎え撃つ。昨年の同大会での優勝直後にセルビア人として初の世界ランク１位の座に着くも、その後はスランプから抜け出せずにおり、思い出の地ローランギャロスで、復活のきっかけを掴みたい。

大会初日の２４日は、フィリップ・シャトリエを含む８つのコートでのみ試合が行われる。それぞれのコートでは現地時間１１時（日本時間午後６時）から試合が開始され、４試合ずつ１６試合が予定されている。

日曜日の天気予報は、最高気温２５度、晴れときどき曇り。

男子の第１シードは史上初となる大会５連覇を狙う世界ランク１位のＲ・ナダル（スペイン）。クレー王の異名を誇るナダルだが、昨年は同２位で第２シードのＲ・フェデラー（スイス）のウィンブルドン６連覇を阻み、今年の全豪オープンも制するなど、苦手なサーフェースの克服に成功し、今では他を圧倒している。

女子の第１シードはＤ・サフィーナ（ロシア）で、自身初となるグランドスラム優勝を狙う。ヨーロッパのクレーシーズンに入って、３大会全てで決勝進出を果たし、これまで２大会連続優勝を上げている。