- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も！

男子テニスツアーの米男子クレーコート選手権（アメリカ/ヒューストン、賞金総額５０万ドル、クレー）は１０日、準々決勝を行い、Ｂ・パウ（ドイツ）がＴ・ハース（ドイツ）を6-3, 3-6, 6-3で下し、準決勝に駒を進めた。

パウは第３セットの第７ゲームでハースのダブルフォルトによりサービスブレークに成功すると、そのままリードを維持。手にした最初のマッチポイントでハースがフォアをネットにかけると、パウがフルセットの試合を制した。試合時間は１時間５６分に及んだ。

ハースは第３セットの第１ゲームで２度のブレークポイントをしのいでいた。また第３ゲームでは１４度のブレークポイントをしのいだが、逆に同セットでパウのサービスをブレークする機会は一度もなく、後手後手にまわった。

パウは準決勝でＷ・オディスニク（アメリカ）と対戦する。オディスニクは同胞のＪ・アイズナー（アメリカ）を7-5, 3-6, 7-6 (7-5)で振り切り、ベスト４入りを決めている。

オディスニクは昨年の今大会に続く自身２度目のツアー準決勝進出で、今大会とは相性がいいようだ。

一方、ドローの他の山では、Ｅ・コロレフ（ロシア）がＧ・カニャス（アルゼンチン）を2-6, 6-3, 6-4の逆転で下して、４強入りを果たしている。コロレフは準決勝でＬ・ヒューイット（オーストラリア）対Ｇ・ガルシア=ロペス（スペイン）戦の勝者と対戦する。

今大会の優勝賞金は７万９０００ドル。