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女子テニスツアーのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、賞金総額450万ドル、ハード)は14日、シングルス2回戦を行ない、ディフェンディング・チャンピオンで第5シードのA・イバノビッチ(セルビア)が、A・ヤキモバ(ベラルーシ)に6-4, 6-3で勝利し、大会連覇に向け好発進した。
世界ランク7位のイバノビッチは、この日は1本もサービスエースを決められなかったものの、5度のサービスブレークに成功すると、1時間24分で同95位のヤキモバに勝利、3回戦へと駒を進めた。
21歳のイバノビッチは、昨年の今大会で優勝すると、その勢いのままに全仏オープンも制し、セルビア人として初のグランドスラム覇者になるとともに、世界ランク1位の座も手に入れていた。
しかし、その後のシーズンでは11勝9敗と不調に陥り、USオープンでは2回戦で予選勝者のJ・コイン(フランス)に敗れ、今季の全豪オープンでも3回戦でA・クレイバノワ(ロシア)の前に敗退するなど、ビッグイベントでの上位進出から遠ざかっている。
この日は、第20シードの杉山愛(日本)も2回戦に登場、世界ランク151位のA・ヘインズ(アメリカ)と対戦したが4-6, 5-7で敗れ、早くも大会から姿を消すこととなった。
また、世界ランク42位のA・パブリュチェンコワ(ロシア)が、第2シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)に6-4, 6-4で勝利するという番狂わせが起きた。17歳のパブリュチェンコワはこの日、7本のブレークピンチのうち6本をしのぐと、3度のブレークに成功し1時間34分で勝利、元女王のヤンコビッチから金星を上げた。
この日の波乱はさらに続き、第3シードのE・デメンティエワ(ロシア)が、予選勝者のP・ツェトコフサ(チェコ共和国)に6-7 (2-7), 6-2, 1-6で敗れた。
この日のデメンティエワはサーブが不調で、14本のダブルフォルトを犯すなどし、世界ランク71位のツェトコフサに8度のブレークを許すと、2時間1分で競り負けた。
2006年の今大会で準優勝を果たしていたデメンティエワは、今季これまで21勝4敗と好成績を残し、すでに2大会でタイトルを獲得していた。
この他の試合の結果は以下の通り。
A・ラドワンスカ(ポーランド) (7) ○-× S・ストザー(オーストラリア), 3-6, 6-3, 7-5
K・バロア(ドイツ) ○-× A・コルネ(フランス) (11), 6-2, 6-2
F・ペネッタ(イタリア) (12) ○-× S・ミルザ(インド), 6-3, 6-4
N・ヤゴステラ=ビベス(スペイン) ○-× D・チブルコワ(スロバキア) (14), 7-6 (8-6), 6-0
V・ドゥシェヴィナ(ロシア) ○-× 鄭潔(中国) (15), 6-2, 6-2
A・クレイバノワ (21) ○-× T・パスゼック(オーストリア), 6-3, 6-2
A・サバイ(ハンガリー) (22) ○-× E・ガロビッツ(ルーマニア), 6-2, 6-2
S・バンマー(オーストリア) (23) ○-× R・ビンチ(イタリア), 6-2, 6-3
A・ウズニアッキ(カナダ) (25) ○-× L・サファロバ(チェコ共和国), 6-3, 6-3
K・ナップ(イタリア) ○-× S・エラーニ(イタリア) (27), 6-2, 3-2, 途中棄権
D・ハンチュコバ(スロバキア) (30) ○-× Y・ウィックマイヤー(ベルギー), 5-7, 6-3, 7-6 (7-4)
G・ドゥルコ(アルゼンチン) (31) ○-× B・マテック(アメリカ), 6-1, 6-3
今大会の優勝賞金は70万ドル。
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