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男子テニスの国別対抗戦であるデビスカップのワールドグループの1回戦が世界各地で開催され、前年優勝国であるスペインはホームでセルビアと対戦、ダブルスでは敗れたものの、シングルスで2勝を上げ、準々決勝進出に王手をかけた。
世界ランク1位のR・ナダル(スペイン)を擁するスペインは7日、シングルス第1試合に登場したD・フェレール(スペイン)が、世界ランク3位のN・ジョコビッチ(セルビア)を6-3, 6-3, 7-6 (7-4)で破りまずは1勝を上げると、続く第2試合ではナダルがJ・ティプサレビッチ(セルビア)を6-1, 6-0, 6-2と圧倒、ベスト8入りにリーチをかけた。
しかし、続けて行なわれたダブルスでは、セルビアのV・トロイキ(セルビア)とN・ジモンイッチ(セルビア)が意地を見せ、F・ロペス(スペイン)/T・ロブレド(スペイン)組に7-6 (7-5), 6-4, 7-6 (9-7)で勝利、勝敗の行方は残りのシングルス2試合の結果に委ねられた。
3日目に行なわれるシングルスでは、ナダルとジョコビッチがエース対決を行なう。
この他のワールドグループ1回戦では、アメリカのB・ブライアン(アメリカ)/M・ブライアン(アメリカ)組が、スイスのS・ワウリンカ(スイス)/Y・アレグロ(スイス)組に6-3, 6-4, 3-6, 7-6 (7-2)で勝利し、アメリカが2勝1敗とリードし最終日を迎えることとなった。
クロアチアとチリの対戦では、前日のシングルスで2勝を上げていたクロアチアが、M・アンチッチ(クロアチア)とM・チリッチ(クロアチア)をダブルスにも投入、P・カプデビル(チリ)/N・マス(チリ)組を6-3, 6-3, 3-6, 6-4で破り、3勝目を上げベスト8進出を決めた。
昨年の準優勝国であるアルゼンチンは、J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)とD・ナルバンディアン(アルゼンチン)を欠きながらも、前日のシングルスで2勝を上げ、この日のダブルスでもL・アルノルド・カー(アルゼンチン)/M・バッサロ=アルグエッロ(アルゼンチン)組が、J・ウタ-ガルング(オランダ)/R・ワッセン組に7-6 (7-5), 6-4, 7-6 (9-7)で勝利、通算3勝としベスト8進出を決めた。
この他の対戦では、チェコがフランスに、スウェーデンがイスラエルに、ロシアがルーマニアにそれぞれ2勝1敗とリードして2日目を終えている。
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