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男子テニスツアーのアビエルト・メキシコ・テルセルの男子部門(メキシコ/アカプルコ、賞金総額122万6500ドル、クレー)は24日、シングルス1回戦が行なわれ、主催者推薦のD・ケレラー(オーストリア)が、第1シードのD・ナルバンディアン(アルゼンチン)1-6, 6-3, 6-4で勝利するという波乱が起きた。
先週のブエノスアイレス大会でも第1シードで出場しながら、準決勝でJ・モナコ(アルゼンチン)に敗れていたナルバンディアンは、今季2勝目を目指し今大会に出場していたが、早くも今大会から去ることとなった。
この試合の第1セットは、世界ランク12位のナルバンディアンがその実力を発揮し、3度のブレークに成功し同116位のケレラーを圧倒した。しかし、第2セットに入ると今度はケレラーが3度のブレークに成功、第2セットを取り返し試合はファイナルセットに突入する。
ファイナルセットでは、お互いに3度ずつのブレークチャンスがあったが、ケレラーは全てのピンチをしのぐと、ナルバンディアンのサーブをブレークすることに成功、2時間20分のマラソンマッチに終止符を打った。
初戦から大金星を上げたケレラーは、2回戦でA・マルティン(スペイン)と対戦する。ノーシードのマルティンは、M・ダニエル(ブラジル)を6-4, 7-5のストレートで下し、2回戦に駒を進めている。
今大会のディフェンディング・チャンピオンで第4シードのN・アルマグロ(スペイン)は、S・ゴンザレスを6-4, 6-2で下し、初戦突破を決めた。昨シーズンはクレーコートで2つのタイトルを獲得し、その巧者として知られているアルマグロは、10本のサービスエースを決め、1度もブレークピンチを迎えることなく、わずか63分で勝利を収めた。
第2シードのG・モンフィス(フランス)は、同胞で予選勝者のO・パシャンス(フランス)に7-6 (7-4), 6-4で勝利した。「同胞と試合するのは簡単じゃないね。気候とコートに慣れる時間がなかったけど、明日はもっと良いプレーができるよ。アカプルコの観客とは相性が良いみたいだ。彼らはショーを見るのが好きみたいだし、そんな彼らの前でのプレーは気持ちよかったよ。」
ここまで2大会連続優勝を果たしている、第3シードのT・ロブレド(スペイン)は、R・ラミレス=イダルゴ(スペイン)を6-4, 3-6, 6-3で振り切り、連勝記録を11に伸ばしている。
元王者で第8シードのC・モーヤ(スペイン)は、P・アンジャー(スペイン)に6-4, 6-7 (2-7), 6-2で勝利を収めた。32歳のモーヤは、2002年と2004年に今大会で優勝している。
この他の試合の結果は以下の通り。
J・アカスーソ(アルゼンチン) (5) ○-× B・ダブル(アルゼンチン), 6-3, 7-5
M・グラノジェルス(スペイン) (7) ○-× F・フォニュイーニ(イタリア), 7-6 (7-3), 7-5
K・キム(アメリカ) ○-× J・モナコ, 1-6, 3-0, 途中棄権
今大会の優勝賞金は30万ドル。
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