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テニスの国別男女混合戦であるホップマン・カップ（オーストラリア/パース、ハード）は８日、Ｍ・サフィン（ロシア）とＤ・サフィーナ（ロシア）の兄妹を擁するロシアが、フランスに２－１で勝利、グループ１位を確定し決勝に進出した。

ここまで２勝０敗と、快進撃を続けてきたロシアチームは、世界ランク３位のサフィーナが、同１５位のＡ・コルネ（フランス）を6-3, 6-2で破り先行したが、続く男子シングルスでは、Ｇ・シモン（フランス）がサフィンに7-6 (7-5), 6-3で勝利し、勝敗の行方はミックスダブルスに委ねられた。

お互いに勝てば決勝進出というミックスダブルスでは、ロシアの兄妹ペアが6-4, 6-3でフランスに勝利、グループ通算成績３勝０敗で、スロバキアとの決勝に勝ち進んだ。

この日のデイセッションで、ドイツとの対戦に臨んだスロバキアは、女子シングルスでＤ・チブルコワ（スロバキア）がＳ・リシキ（ドイツ）を7-6 (7-3), 6-4で下し、リードを奪うと、男子シングルスではＮ・キーファー（ドイツ）が試合途中で足首を負傷したため、Ｄ・フルバティ（スロバキア）に勝利が転がり込んできた。

思わぬ形で勝利を収めたフルバディは、「今年最初の大会だというのに、彼（キーファー）には本当に気の毒だ。彼は試合で本当に良い動きを見せていたし、早く良くなって欲しい。だけど、決勝に進出できて満足している。勝つために出来る限りのプレーをするよ。」とコメントした。

この日の他の対戦では、Ｊ・ブレーク（アメリカ）とＭ・ショーネシー（アメリカ）のアメリカチームが、Ｌ・ヒューイット（オーストラリア）とＣ・デラクア（オーストラリア）のオーストラリアチームを２－１で下したほか、Ｓ・ボレッリ（イタリア）とＦ・ペネッタ（イタリア）を擁するイタリアが、ルー・イェンスン（台湾）と謝淑薇（台湾）の台湾チームを３－０で下している。