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ATPが主催する男子テニスのシニアツアーの最終戦、ブラックロック・マスターズ・テニス(ロンドン/ロイヤル・アルバート・ホール)は7日、シングルス決勝が行なわれ、C・ピオリーヌ(フランス)がG・ルゼッドスキ(英国)を6-7 (4-7), 7-6 (7-3), [11-9]で下し、初のブラックロック・マスターズのタイトルを手に入れた。
試合は両者併せて22本のサービスエースを繰り出すなど、激しい競り合いを見せ、第1セットではタイブレークでピオリーヌが痛恨のダブルフォルトを犯し、ルゼッドスキがそのチャンスを活かし先取に成功した。第2セットもお互いに一歩も譲らぬ攻防となり、再びタイブレークに突入。今度は逆にルゼッドスキがダブルフォルトを犯し、試合はチャンピオンズ・タイブレークにもつれ込んだ。
ルゼッドスキに8-9とマッチポイントを握られた、39歳のピオリーヌは、この場面をサービスエースで切り抜けると、続く2ポイントを連取、最後はダウン・ザ・ラインにフォアハンドのエースを決め、1時間45分で試合を締めくくった。
試合後の会見でピオリーヌは、「今日はチャンスを活かせた。本当に競った試合だったし、わずかなポイント差だった。最後は僕のほうが、ほんの少しだけ良いリターンが出来た。」とコメントした。
一方のルゼッドスキは残念な結果に終わったものの、この日の敗戦を素直に受け入れた。「1ポイントか2ポイントだけ足りなかった。タイブレークで1ポイントのマッチポイントがあったけど、今日のセドリックは素晴らしいプレーをしていたし、チャンピオンにふさわしいを思う。」と語った。
ピオリーヌにとって、この日の勝利は完璧なフィナーレだった。「新しいメンバーを迎えることは良い事だし、この大会を勝てたことを誇りに思う。これは一流の大会で一流の場所だし、ロンドンに来てプレーすることは、まるでホームコートのようで楽しめたよ。」
今年のブラックロック・マスターズは、観客動員の記録を更新し、3万4968枚のチケットの売上げを上げた。
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