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女子テニスツアーのチャイナ・オープン女子(北京/中国、賞金総額60万ドル、ハード)は27日、シングルス準決勝が行われ、第1シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)が、第5シードのV・ズヴォナレーワ(ロシア)を6-4, 2-6, 6-4で振り切り、決勝進出を果した。
試合後の会見でヤンコビッチは、「第1セットは私が支配していたけど、第2セットで彼女(ズヴォナレーワ)を復活させてしまった。第3セットで、戦術を立て直すことが出来た。とても長くて、難しい試合だった。疲れたけど、決勝に進出できて満足している。」とコメントした。
今季ここまで54勝16敗の数字を残し、出場した18大会中17大会でベスト8以上に進出を果しているヤンコビッチだが、優勝はローマでの1勝にとどまっている。
しかし、現在世界ランク2位のヤンコビッチは、全米オープンで初のグランドスラム決勝に進出したほか、8月には世界ランク1位の座を手に入れるなど、充実したシーズンを送ってきている。
そのヤンコビッチは決勝で、第4シードのS・クズネツォワ(ロシア)とタイトルを争う。クズネツォワは、地元勢の鄭潔(中国)を7-6 (7-3), 7-5で下し、東レPPOに続き、2大会連続での決勝進出を決めた。
地元観客が鄭潔に大声援を送る、完全アウェイの状態の中、勝利を収めたクズネツォワは「とてもタフだった。自分のゲームが組み立てられなかったし、観客は明らかに彼女の後押しをしていたけど、集中を切らさず、落ち込むこともなかった。」とコメントを残した。
今回で今季5度目のツアー決勝進出となるクズネツォワだが、いまだタイトル獲得にはいたっておらず、2007年8月以来となる優勝を目指す。
ヤンコビッチとクズネツォワは、先週の東レPPOの準々決勝でも対戦しており、その時はクズネツォワが勝利、通算の対戦成績を4勝2敗としていた。
「あれはタフな試合だった。今回はリベンジしたい。」と語ったヤンコビッチは、昨年の今大会は準優勝に終わっている。
今大会の優勝賞金は9万5500ドル。
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