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男子テニスツアーのチャイナ・オープン(北京/中国、賞金総額52万4000ドル、ハード)は25日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク130位の添田豪(日本)が登場、同ランク11位で第3シードのF・ゴンサレス(チリ)と対戦したが、6-3, 6-7 (4-7), 1-6で敗れ、準々決勝進出はならなかった。
第1セットの先取に成功した添田は、第2セット序盤にもブレークに成功し、2-0とリードを奪った。しかし、ゴンサレスにブレークバックを許すと、お互いにサービスキープが続き、タイブレークの末にセットオールとされてしまう。第3セットに入ると、ゴンサレスに先にリード許すと、結局このセットで、3度のサービスブレークをされてしまい万事休す。試合時間は1時間57分だった。
ディフェンディング・チャンピオンでもあるゴンサレスは、準々決勝でB・パウ(ドイツ)と対戦する。世界ランク137位のパウは、第8シードのS・クエリー(アメリカ)を5-7, 6-3, 6-4の逆転で下し、8強入りを果たしている。
今大会の上位4シード選は、1回戦が免除されており、この日の2回戦に初戦を迎え、順当に勝ち上がるものと思われていたが、第1シードのD・フェレール(スペイン)は、世界ランク92位のD・セラ(イスラエル)に3-6, 3-6のストレートで敗れ、早くも大会を後にしている。
世界ランク5位のフェレールは、全仏オープン後から不調に陥っており、最近出場した6大会で、準決勝進出が1度あるだけとなっている。この日は、セラに4度のブレークを許し、わずか69分で敗退した。
8強入りを決めたセラは、準決勝進出をかけて、第6シードのT・ロブレド(スペイン)と対戦する。ロブレドは、I・ミナール(チェコ共和国)を6-2, 6-3で下し、準々決勝に進出している。
第2シードのA・ロディック(アメリカ)は、同胞のB・エヴァンから6-4, 6-3で勝利を収めてのベスト8進出。世界有数のビッグサーバーであるロディックは、この日もサーブが冴えわたり、17本のサービスエースを記録、今季3勝目に向けて好スタートを切った。
3月のドバイ大会でキャリア25勝目を挙げているロディックは、ベスト4入りを懸け、元王者のJ・C・フェレーロ(スペイン)と準々決勝で対戦する。フェレーロは、第5シードのF・ベルダスコ(スペイン)を7-5, 6-4で下しての勝ち上がり。
また、第4シードのR・ガスケ(フランス)は、ルー・イェンスン(台湾)を7-5, 6-1で下し、準々決勝に進出、JC・シェラー(スイス)を6-1, 6-4で下した、第7シードのR・シュトラー(ドイツ)と4強入りを争う。
今大会の優勝賞金は8万5000ドル。
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