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男子テニスツアーのタイ・オープン（バンコク/タイ、賞金総額５７万６千ドル、ハード）は２３日の火曜日に開幕し、第６シードのＲ・ソデルリング（スウェーデン）が予選を勝ち上がったＡ・クレシ（パキスタン）を6-2, 6-4のストレートで下し、順当に２回戦進出を果たした一方、第７シードのＭ・サフィン（ロシア）が初戦で姿を消した。

現在世界ランク３４位のソデルリングはこの日、１４本のサービス・エースを決め、クレシに４度握られたブレーク・ポイント全てを跳ね返すなど、実力の差を見せつけ、わずか６６分で試合に終止符を打った。２回戦ではＭ・ベレー（ドイツ）を6-4, 6-3で下したＴ・ガバシュビリ（ロシア）と顔を合わせる。

この日の１回戦に登場した第７シードのサフィンは、Ｐ・ペッツシュナー（ドイツ）に4-6, 6-7 (4-7)のストレートで破れ、早くも大会を後にした。元ランキング１位で２８歳のサフィンは、今季序盤は波に乗れずにいたが、ウィンブルドンでは２００５年に全豪オープンで優勝して以来のベスト４入りを果たしたものの、その後はこの敗戦で５勝７敗と調子を崩している。

その他の試合では、予選を勝ち上がったＳ・スタドラー（ドイツ）がＪ・ベネトー（フランス）を7-5, 6-1で退け、２回戦では第１シードのＮ・ジョコビッチ（セルビア）との対戦を決めた。同じく予選勝者のＬ・ドロウィー（チェコ共和国）もＢ・ベッカー（ドイツ）を6-4, 7-6 (7-4)のストレートで倒し、２回戦では第２シードのＪＷ・ツォンガ（フランス）と顔を合わせる。

Ｒ・ケンドリック（アメリカ）は予選勝者のＧ・バストル（スイス）を6-3, 7-6 (7-4)で、Ｎ・マウー（フランス）が主催者推薦のＤ・ウドムチョク（タイ）を6-2, 6-7 (5-7), 6-2で下し、初戦突破を決めた。

今大会の優勝賞金は９万４０００ドル。