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女子テニスツアーのコモンウェルス・バンク・テニス・クラシック(インドネシア/バリ、賞金総額22万5000ドル、ハード)は9日、シングルス1回戦が行われ、第3シードのF・ペネッタ(イタリア)が登場、V・キング(アメリカ)を7-6 (9-7), 6-1で下し、順当に2回戦に駒を進めた。
今季すでに2つのタイトルを獲得しているペネッタは、全米オープンで元女王のA・モレスモ(フランス)を下すなどの活躍を見せ、世界ランク5位のD・サフィーナ(ロシア)には敗れたもののベスト8に進出し、トップ20プレイヤーとしての地位を確固たるものにしている。
今大会では、第1シードのD・ハンチュコバ(スロバキア)と第2シードのP・シュニーダー(スイス)とともに、3人いるトップ20の選手として出場している、世界ランク16位のペネッタは、2回戦でA・ロディオノワ(ロシア)と対戦する。ロディオノワは、J・バクレンコ(ウクライナ)に対し6-2, 3-0とリードしたところで、バクレンコが棄権を申し入れたため、2回戦に進出。
第4シードのN・ペトロワ(ロシア)は、中村藍子(日本)を6-3, 6-1で下し、こちらも順当に2回戦に進出している。「1日を通して快適です。身体的にも良い感じです。以前ここに来たときには、天候などに適応するのが大変だったので、今の状態に満足しています。今日は最初から最後まで集中力を保てたし、動きも良かった。パフォーマンスに満足している。」と、ペトロワはコメントした。
26歳のペトロワは、先月のシンシナティで昨年の2月以来のツアー優勝を果たしていたが、全米オープンではペネッタに敗れ、3回戦で姿を消している。
そのペトロワの2回戦の相手には、T・ガルビン(イタリア)が勝ち上がってきている。ガルビンは、M・シンク(ハンガリー)を6-2, 7-6 (7-3)で下し、2回戦に進出している。
また、この日に登場した他のシード勢は、第7シードのS・エラーニ(イタリア)は、N・グランディン(南アフリカ)を6-2, 6-1と圧倒し、2回戦に勝ち進んだものの、第8シードのA・ウズニアッキ(カナダ)は、J・クレイバス(アメリカ)に6-3, 3-6, 2-6と逆転で敗れ、早くも大会を後にした。
この他、ノーシード同士の対戦となった試合は、O・サウチュック(ウクライナ)がA・クドリャフツェワ(ロシア)を7-5, 6-2で、Y・チャン(台湾)がV・バルディナ(ロシア)を6-2, 6-1で、それぞれ勝利し、2回戦に進出している。
今大会の優勝賞金は3万5000ドル。
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