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女子テニスツアーのバンク・オブ・ウエスト・クラシック(アメリカ/カリフォルニア、賞金総額60万ドル、ハード)は20日、シングルス決勝が行われ、予選から勝ち上がってきたA・ウズニアッキ(カナダ)が、第6シードのM・バルトリ(フランス)を7-5, 6-3で下し、ツアー初優勝を飾った。
予選3試合と本選5試合を勝ち抜き、優勝したウズニアッキは、「すごいわ。これが初めてのWTAツアータイトルだし、本当に興奮している。予選を勝ち抜いて達成できたことを、誇りに思う。」と喜びを語った。
世界ランク85位のウズニアッキは、優勝賞金の9万5500ドルを手にするとともに、カナダ人として5人目となるWTAツアー優勝者になった。また、9日間で8試合を勝ち抜き、1982年以来初めての、予選からの決勝進出を果たしていた。「1週間で8試合を戦うのは決して簡単ではない。1試合1試合にすごく集中してきた。自分自身を信じていたけど、優勝できるなんて考えてもなかった。」
第1セットをウズニアッキが勝ち取った後の第2セット、2-1となったところで、バルトリはチェンジコートの合間にトレーナーを呼び、左臀部の治療を受けるも、直後の第4ゲームでウズニアッキがブレークに成功し、3-1とリードを広げた。
今季初優勝を逃したバルトリは、「決勝で棄権することはできなかった。たとえ勝てないと分かっていたとしても、ただ見に来てくれたファンに、ちゃんとした試合を見せたかった。」と、コメントを残した。
1988年以来となる、カナダ人のWTAツアー優勝者になった20歳のウズニアッキは、「試合が終わった直後は何も感じなかったけど、すぐにこみ上げてきた。本当に自分を誇りに思うし、やり遂げたことが多くの人にとって重要な意味を持つなんてすごいことだと思う。母国に対し沢山の意味を持つことに貢献できたなんて信じられない」と語った。
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