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女子テニスツアーのバンク・オブ・ウエスト・クラシック(アメリカ/カリフォルニア、賞金総額60万ドル、ハード)は現地時間19日、シングルス準決勝が行われ、ノーシードから勝ちあがってきた杉山愛(日本)は、第6シードのM・バルトリ(フランス)に3-6, 3-6で敗れ、決勝進出はならなかった。
決勝進出がかかったこの日の試合、先にブレークを奪ったのは杉山だった。しかし、第1セット第4ゲームの杉山のサービスゲームで、40-0からバルトリにブレークを許すと、試合の流れはバルトリに傾き、第1セットをバルトリが先取すると、その勢いに乗ったバルトリが一気に勝負を決めた。
杉山とバルトリは、過去5度の対戦があり、杉山が全勝していた。
今季初の決勝進出を果たしたバルトリは、タイトル獲得をかけて予選から勝ち上がってきた、A・ウズニアッキ(カナダ)と対戦する。ウズニアッキは、第1シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)から6-2, 3-1とリードを奪ったところで、ウィリアムズが左ひざの負傷のため棄権を申し入れたため、決勝に進出した。
現在世界ランク85位で20歳のウズニアッキは、これがキャリア2度目となるツアー決勝進出。「予選の3試合を勝ち抜いて、決勝に進出できたことを誇りに思います。今週は沢山テニスをプレーしたが、今日の午後は疲労を乗り越えられた。偉大なチャンピオンであるセリーナと対戦することは知っていたけど、自分のプレーに集中して、相手のことは考えないようにした。」
今大会の優勝賞金は9万5500ドル。
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