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女子テニスツアーのガス・ド・フランス・グランプリ(ハンガリー/ブタペスト、賞金総額17万5000ドル、クレー)は10日、残りのシングルス2回戦4試合が行われ、第3シードのT・ピロンコバ(ブルガリア)が8強入りを目指したが、K・マロシに2-6, 6-7 (2-7)で敗れた。
番狂わせに成功した28歳のマロシは、これが初のWTAレベルでの準々決勝進出。次戦では、ベスト4進出をかけK・シュプレム(クロアチア)と対戦する。
また、今大会ではここまでシードダウンが相次いでおり、上位シード勢で勝ち残っているのは、第2シードのA・コルネ(フランス)と第7シードのK・ザコパロバ(チェコ共和国)のみとなった。ザコバロワは、M・ヨハンソン(フランス)を6-0, 6-1と全く危なげなく下し、8強入り。第1シードのA・サバイ(ハンガリー)は、2回戦でA・クレパック(スロベニア)の前に敗れ去っていた。
地元勢のG・アーン(ドイツ)は、Z・クチョバを6-2, 6-1で下し、ベスト8に進出を果たし、観客の期待に見事に応えている。
この日もう1試合の2回戦は、P・クヴィトバ(チェコ共和国)がM・ミュラー(ドイツ)を6-2, 6-1で下し、準々決勝進出を決めた。
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