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WTAティア1大会のカタール・テレコム・ドイツ・オープン(賞金総額134万ドル、クレー)は5日、シングルス1回戦が行われた。上位シード勢では、第10シードのA・サバイ(ハンガリー)が登場し、M・セケーラ(ベネズエラ)と対戦したが、6-2, 3-0とリードしたところでセケーラが首の痛みを訴えて棄権し、2回戦進出を決めた。
19歳のサバイは現在世界ランク14位につけており、今大会は今年が初出場。昨年は2大会で優勝、1大会で準優勝を飾って、一気にトップ20入りする躍進の年だった。2回戦ではM・ミュラー(ドイツ)とヤン・ツー(中国)の勝者と対戦する。
第11シードのA・ラドワンスカ(ポーランド)も、対戦相手の棄権で勝利が舞い込んでおり、6-0, 5-3とリードしたところでA・クルベール(ドイツ)が右手首の負傷で棄権した。ラドワンスカは今年、全豪オープンを含む4大会でベスト8入りしている。2回戦では、E・ゼハレビッチ(ブルガリア)との予選上がり同士の対決を7-6 (9-7), 3-6, 6-3で制したA・バークマン(ドイツ)と顔を合わせる。
第13シードのD・サフィーナ(ロシア)はワイルドカードのJ・ジョルジュ(ドイツ)を6-3, 6-4で、第15シードのA・ボンダレンコ(ウクライナ)はD・チブルコワ(スロバキア)を6-4, 1-6, 7-6 (11-9)で、2006年覇者で第16シードのN・ペトロワ(ロシア)はK・シュレボトニック(スロベニア)を7-6 (7-5), 3-6, 7-6 (7-2)で下し、それぞれ順当に2回戦へ進んだ。
一方、第14シードのS・ペア(イスラエル)はワイルドカードで出場の地元勢、S・リシキ(ドイツ)に5-7, 1-6でストレート負けし、早くも大会を後にした。
E・ヴェスニナ(ロシア)とM・キリレンコ(ロシア)のロシア勢対決は、6-2, 5-7と1セットオールでとなったところで、日没順延となった。
今大会の第1シードは、過去3勝を誇るJ・エナン(ベルギー)。そして、第2シードは昨年チャンピオンのA・イバノビッチ(セルビア)となっている。上位8シード選手は1回戦が免除され、2回戦からの登場で、今大会の優勝賞金は19万6千800ドル。
その他の結果は、以下の通り。
F・スキアボーネ(イタリア) ○-× A・コルネ(フランス), 7-5, 4-6, 6-3
L・サファロバ(チェコ共和国) ○-× V・ラッツァーノ(フランス), 6-4, 7-5
K・ボンダレンコ(ウクライナ) ○-× T・パスゼック(オーストリア), 6-4, 6-3
S・バンマー(オーストリア) ○-× M・クライチェック(オランダ), 6-1, 6-2
C・ウォズニアキ(デンマーク) ○-× T・ゴロバン(フランス), 7-6 (7-4), 6-2
K・カネピ(エストニア) ○-× K・ナップ(イタリア), 6-0, 6-1
Y・チャン(台湾) ○-× P・パルメンティエ(フランス), 7-5, 2-6, 6-4
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