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男子ATPツアーのリージョンズ・モーガン・キーガン選手権と共催で行われている女子WTAツアーのセルラー・サウス・カップは26日、シングルス1、2回戦を行い、昨年覇者で第1シードのV・ウィリアムズ(アメリカ)が初戦敗退に終わる波乱があった。
2連覇を狙っていたヴィーナスはこの日、予選を勝ち上がってきたP・クヴィトバ(チェコ)に6-2, 4-6, 3-6で逆転負けを喫した。
ヴィーナスは、「彼女(クヴィトバ)は多彩な攻めをうまくやってきたから、リターンし辛かった。それに、サーブもその他のプレーも良かった。今週の残りをここでプレーできなくなったのは残念。」と語った。
左利きのクヴィトバは、この試合で4度のサービスブレークを成功させ、ファイナルセットでは0-2の劣勢に立たされたものの、4ゲーム連取で主導権を握って、番狂わせにつなげた。
「本当に嬉しい。第1セットはすごく緊張していた。第3セットに入ってからは、この試合に勝てると思い込むようにした。第1セットではそのように思えなかったけど。サーブも良かったし、人生最高の試合だった。」と話すクヴィトバは来月18歳になる新鋭で、現在の世界ランクは143位。これが2度目のWTAツアー本選出場で、先日パリの大会の1回戦で記念すべき初勝利を収めたばかりだった。
また、第2シードのT・ゴロバン(フランス)も世界ランク148位のB・マテック(アメリカ)に4-6, 4-6で敗れ、2回戦進出を逃した。現在世界ランク13位のゴロバンだが、今季は2勝3敗と波に乗れずに居る。
トップ20選手から3度目の勝利をあげた22歳のマテックは、「今日はよくボールが見えていた。ゴロバンの打球に全部追いつくことが出来た。第2セットで彼女が色んな球を混ぜ始めたときも、自分のプランを貫いた。」と話した。
その他の1回戦では、昨年準優勝で第3シードのS・ペア(イスラエル)、第6シードのC・ウォズニアキ(デンマーク)が快勝で2回戦に進出した。
また、2回戦では第5シードのO・ゴヴォルツォバ(ベラルーシ)、第7シードのS・アービッドソン(スウェーデン)がそれぞれ勝ち、ベスト8進出を決めた。
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