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(中国、北京)
月曜日に開幕したチャイナ・オープン(賞金総額50万ドル)は、初日のシングルスに第2シードのF・ゴンサレス(チリ)が登場し、A・ペヤ(オーストリア)を3-6, 6-3, 7-5の逆転で退けて、6月のウィンブルドン3回戦敗退以来初となる嬉しい勝利を上げた。
世界ランキング7位のゴンサレスは、ウィンブルドン以降で4大会に出場したが、いずれも初戦で姿を消しており、先に行われたUSオープンでもT・ガバシュビリ(ロシア)にまさかの敗北を喫していた。この日は久しぶりの勝利となったが、出だしは不安定だった。2回戦ではD・ウドムチョク(タイ)を6-2, 6-2で下したP・カプデビル(チリ)と同胞対決となる。
今シーズンこれまで2度決勝へ勝ち上がっているゴンサレスだが、いずれも準優勝に終わっている。初めは1月の全豪オープンで、世界ランク1位のR・フェデラー(スイス)にストレートで屈していた。2度目は6月に行われたローマのマスターズ・シリーズで、同2位のR・ナダル(スペイン)に敗れていた。
その他の試合では、第6シードのイ・ヒュンタク(韓国)がA・ガルシア(チリ)を6-4, 6-3で、第8シードのI・クニツィン(ロシア)が主催者推薦のP・スンを6-2, 7-6(9-7)で退け、順当に2回戦へ進出を決めた。
昨年度覇者で第5シードのM・バグダティス(キプロス)は2日目の火曜日に1回戦に登場し、予選から勝ち上がったS・シュエンツオンと顔を合わせる。昨年の決勝ではM・アンチッチ(クロアチア)を6-4, 6-0で倒し、キプロス人として初めてATP大会優勝を達成していた。
今大会トップシードのN・ダビデンコ(ロシア)は、先日のUSオープンでは優勝したフェレラーに敗れたが、ベスト4入りした。昨年の同大会では、P・スリチャパン(タイ)に敗れてベスト8止まりだった。7月ソポトの大会で試合を途中棄権したことにより八百長疑惑を掛けられてしまったダビデンコだが、火曜日にZ・フレイシュマン(アメリカ)と1回戦を行う。
今大会の優勝賞金は6万9千200ドル。
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