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(アメリカ・ノース・キャロライナ州ウィンストン・セーレム)
金曜日にスタートした男子テニスの国別対抗戦・デビスカップのワールドグループ準々決勝では熱戦が繰り広げられている。
アメリカ対スペインは、2日目のダブルスにアメリカチームから無敵の双子ダブルスペアM・ブライアン(アメリカ)とB・ブライアン(アメリカ)のブライアン兄弟が登場、スペインチームのF・ロペス(スペイン)/F・べルダスコ組を7-5, 6-3, 3-6, 7-6 (7-5)で下した。この結果アメリカチームが3勝0敗で準決勝進出を決めた。9月21~23日にかけて行われる準決勝でアメリカチームは、過去7度優勝しているスウェーデンと対戦する。
金曜日のA・ロディック(アメリカ)、J・ブレーク(アメリカ)のシングルスでの勝利に続き、ブライアン兄弟は熱心なアメリカ・ファンの声援を受け、見事接戦に勝利した。これで双子ペアのデビスカップでの戦績は11勝1敗となった。同ペアはツアー36勝、グランドスラムタイトルを5つ保持している。
アメリカは1995年以来デビスカップの優勝から見離されており、2004年の決勝ではスペインに3勝2敗で敗れて優勝を逃しており、今回はそのリベンジを果たした格好となった。スペインチームは核となる世界2位のR・ナダル(スペイン)を怪我で欠いており、それが響いた格好だ。日曜日には消化試合となったリバースシングルスが行われる。
アメリカはデビスカップで過去31勝しているが、ここ12年間は優勝から見離されている。最後の優勝時はP・サンプラス(アメリカ)とJ・クーリア(アメリカ)という布陣で、モスクワのオリンピック・スタジアムでロシアチームに3勝2敗で勝利していた。
スウェーデンは地元のゴセンブルグでアルゼンチンと対戦し、地元の応援を背に、3勝0敗で勝利を決めた。両国は昨年の1回戦でも対戦し、そのときはアルゼンチンが5勝0敗と完勝していた。
初日の金曜日のシングルスではT・ヨハンソン(スウェーデン)とR・ソデルリング(スウェーデン)が勝利を決め、土曜日のダブルスでもヨハンソン/J・ビョークマン(スウェーデン)組がD・ナルバンディアン(アルゼンチン)/G・カニャス(アルゼンチン)組を4-6, 7-6 (7-4), 6-2, 6-2で下した。
スウェーデンチームの監督M・ウィランダー(スウェーデン)氏は「準決勝に進めて非常に気持ちがいいね。このために一生懸命努力してきたので、チームは今回の勝利に値すると思う。」と語った。単複で勝利を挙げたヨハンソンは「スロースタートだったけど、第2セット以降はいいプレーができた。全体的に相手ペアにまさっていたと思う。」と試合を振り返った。
アルゼンチンは2006年に準優勝していただけに、今回の結果は残念なものとなった。
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