（アメリカ、フロリダ州アメリア・アイランド）
クレーコート・シーズンの開幕戦として行われるボシュ・ロム・チャンピオンシップ（賞金総額６０万ドル、ティア２）が月曜日に開幕し、初日にはノーシード勢が試合を行った。
今大会にはＪ・エナン（ベルギー）、Ｍ・シャラポワ（ロシア）、Ｋ・クレイステルス（ベルギー）を含むランキング上位６選手が軒並み欠場しており、トップシードは連覇を狙うランキング７位のＮ・ペトロワ（ロシア）となっている。また、今大会はＳ・ウィリアムズ（アメリカ）も欠場しているが、姉のＶ・ウィリアムズ（アメリカ）はノーシードで出場している。
ディフェンディング・チャンピオンのペトロワは昨年、圧倒的な強さでタイトルを手にした。ペトロワと同じドローの山には、インディアン・ウェルズで５年ぶりの優勝を飾った第３シードＤ・ハンチュコバ（スロバキア）、第５シードのＤ・サフィーナ（ロシア）、今季絶好調の第７シードのＮ・リー（中国）がいる。逆の山には、第２シードのＪ・ヤンコビッチ（セルビア）、第４シードのＰ・シュニーダー（スイス）、第６シードのＡ・イバノビッチ（セルビア）、第８シードのＴ・ゴロバン（フランス）、ヴィーナスらが控えている。
第９シード以降の選手は１回戦からの登場で、数人のシード選手は月曜日に試合を行った。
第１１シードのＫ・シュレボトニック（スロベニア）はＪ・クレイバス（アメリカ）を7-6(8-6), 6-1で、第１５シードの鄭潔（中国）はＡ・モリック（オーストラリア）を6-4, 6-2で、第１６シードのＡ・ボンダレンコ（ウクライナ）はＧ・ドゥルコ（アルゼンチン）を6-2, 6-3でいずれもストレートで退けている。第１４シードのＡ・メディーナ=ガリゲス（スペイン）は主催者推薦枠のＤ・シブルコバに6-7(4-7), 2-6で苦杯を喫し、第１０シードのＭ・バルトリ（フランス）もＥ・ダニリドー（ギリシア）に0-6, 4-6で敗れた。
その他の試合の結果は以下の通り。
Ｓ・バンマー（オーストリア） (13) ○-× Ｔ・タナスガーン（タイ）, 6-3, 6-1
Ｍ・ミュラー（ドイツ） (17) ○-× Ａ・ハークルロード（アメリカ）, 7-5, 6-1
Ｍ・トゥ（アメリカ） ○-× Ｆ・ペネッタ（イタリア）, 7-5, 6-1
Ｋ・シュプレム（クロアチア） ○-× Ｍ・ショーネシー（アメリカ）, 6-4, 7-6 (7-5)
Ｖ・ラッツァーノ（フランス） ○-× Ｖ・キング（アメリカ）, 6-3, 6-4
Ｎ・ヤゴステラ=ビベス（スペイン） ○-× Ｖ・バルディナ（ロシア）, 6-2, 6-2
Ｃ・カスターノ（コロンビア） ○-× Ｅ・ヴェスニナ（ロシア）, 5-7, 6-3, 6-1
Ｍ・クライチェック（オランダ） ○-× スン・ティエンティエン（中国）, 6-7 (6-8), 6-4, 6-4
Ｖ・ドゥシェヴィナ（ロシア） ○-× Ｎ・プラット（オーストラリア）, 6-1, 7-5
Ｙ・シュウェドワ（ロシア） ○-× Ｓ・ブレモン（フランス）, 6-2, 3-1, 途中棄権
Ｊ・バクレンコ（ウクライナ） ○-× Ｊ・シュルフ（ドイツ）, 2-6, 6-3, 6-3
Ｍ・サンタンジェロ（イタリア） ○-× Ｌ・ドミンゲス=リノ（スペイン）, 5-7, 6-3, 6-4
Ｋ・カネピ（エストニア） ○-× Ｋ・ボンダレンコ（ウクライナ）, 1-6, 6-1, 6-1
（2007年4月3日12時31分）
清水悠太 2年連続慶應チャレンジャー決勝へ 
