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(オーストラリア、シドニー)
メディバンク国際女子(賞金総額60万ドル、ティア2)は木曜日にシングルス準決勝などが行われ、今年に入って負け無しのJ・ヤンコビッチ(セルビア)がこの日も第8シードのN・バイディソバ(チェコ共和国)を6-4, 4-6, 6-4で破り、決勝進出を果たした。
ヤンコビッチは先週ニュージーランドでのASBクラシックで優勝を飾り、その勢いを失うことなく今大会に臨むと、1回戦では第5シードのM・ヒンギス(スイス)を倒し、昨日の準々決勝でもトップシードのA・モレスモ(フランス)を7-5, 6-0で破るなど快進撃を続けており、今年に入って目下9連勝中。「先週も優勝できたし、今週もこれまで通りプレーできれば勝てるチャンスも十分あるわ。」と、2週連続の優勝を目前に益々自信も高まってきた様子。「今日も実は疲れて、もうパワーも残っていないと思った時もあったけど、ファンの声援もあって、最後までがんばって戦うんだ、って思い直した。」とファンへの感謝の意を表した。決勝では第3シードのK・クレイステルス(ベルギー)を迎え撃つ。
クレイステルスはN・リー(中国)を6-1, 1-6, 7-5と波のある展開だったが最後は自力で押し切った。うだるような暑さの中での長い試合を終えたクレイステルスは、ゆっくりと時間をかけてランニングとストレッチを行った。「こうして硬くなった筋肉をほぐすのは欠かせないの。試合で緊張したり激しい運動をした後は、心拍数が上がったり下がったりするから。ちゃんとストレッチもできたし、筋肉もしっかりクールダウンできたし、明日の試合に準備万端よ。」と、体調管理も万全で決勝に臨む。
今大会の優勝賞金は8万8千265ドル。
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