HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
(スイス、バーゼル)
スイス・インドアは大会4日目の木曜日にシングルス8試合が行なわれ、王者R・フェデラー(スイス)が快勝した一方、最終戦出場を目指すF・ゴンサレス(チリ)、D・ナルバンディアン(アルゼンチン)がマッチポイントを握られるピンチから生還し、それぞれベスト8に駒を進めた。
意外なことに母国での優勝が一度も無い王者フェデラーは、この日G・ガルシア=ロペス(スペイン)に6-2, 6-0で勝利。自らのサービスゲームでは9ポイントしか与えない圧勝だった。「信じられないほど良いプレーが出来ているよ。試合の主導権をとるためにやろうとしたことが驚くほど上手く行った。殆どミスしなかった。」と手ごたえを感じていた。過去同大会で2度の準優勝をおさめているフェデラーは、3度目の正直を目指し、準々決勝では第5シードのD・フェレール(スペイン)と対戦する。
一方、今大会第3シードのゴンサレスは、M・フィッシュ(アメリカ)と対戦、6-7 (5-7),6-4, 7-6 (10-8)の大逆転で勝利した。ゴンサレスは第1セットを先取されるも、何とか挽回してファイナル・タイブレイクに持ち込んだが、そこでも2-6とリードされ絶体絶命のピンチに立たされる。その後なんとか追いついてからも2ポイントを奪われるなど実に計6本のマッチポイントを握られたが、最後は粘って勝利をもぎ取った。ゴンサレスは、昨年最終戦にはA・アガシ(アメリカ)が欠場したために繰り上がり出場を果たしていたが、今年は自力出場を目指しており、現在出場権争いでT・ロブレド(スペイン)を抜いて第8位につけている。金曜日の準々決勝では、新鋭J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)を迎え撃つ。デル=ポトロは地元のG・バストル(スイス)に6-3, 6-2で勝利した。
最終戦へのポイントレースで第6位に位置している第4シードのナルバンディアンは、F・ロペス(スペイン)を6-7 (4-7), 6-3, 7-6 (9-7)とこちらも大接戦の末に下しベスト8入りを決めた。昨年の最終戦で、王者フェデラーを破って初のビッグタイトルを獲得したナルバンディアンは、今大会で決勝に勝ち進めば最終戦出場を確かなものに出来る。準決勝では地元出身のS・ワウリンカ(スイス)と対戦する。
ワウリンカは、T・ヘンマン(英国)に2-6, 7-6 (7-4), 6-4で逆転勝ちし、今季5度目のツアー8強入り。敗れたヘンマンは試合中に膝を痛め、足を押さえて痛みを堪える場面があった。「怪我が何であるか100パーセントは分からない。第2セットで鋭い痛みを感じて、特にベースラインでのラリー中に酷く痛んだ。土曜日に検査してみるつもり。」とコメントしていた。
その他の試合では、第7シードのJ・アカスーソ(アルゼンチン)がP・コールシュライバー(ドイツ)に7-6 (7-2), 6-1で、P・スリチャパン(タイ)がJ・I・チェラ(アルゼンチン)に6-4, 6-3でそれぞれ勝利し、準々決勝での激突を決めた。
その他のニュース
|
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.