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(スウェーデン、ストックホルム)
ストックホルム・オープン(賞金総額85万7610ドル)は水曜日、トップシードのR・ナダル(スペイン)が2回戦に登場したが、ワイルドカード出場の地元J・ヨハンソン(スウェーデン)に4-6, 6-7(4-7)のストレート負けを喫した。
1回戦ではR・スロイター(オランダ)を6-4, 6-2で難なく下したナダルだが、初めて対戦するヨハンソン相手には自分のプレーができなかった。特に、インドアコートの試合は今回が10度目で、ヨハンソンの出来にも驚いていた。「彼(ヨハンソン)はプレッシャーなんか感じてなくて、自信に満ち溢れたプレーをしていた。とてもアグレッシブだった。僕も悪い試合をしたとは思えないけど、彼のツアーで5本の指に入るであろうサーブにやられたよ。彼は今日のようなプレーが続けば今大会で優勝するチャンスがあると思うけど、ポイントを稼ごうと思うと、準決勝あたりでプレッシャーが重くのしかかってくるから、2回戦とは同じように行くとは限らないね。」
一時は世界ランキング9位にまで上昇したヨハンソンだが、長引く右肩の不調もあり、ランキングは690位にまで下がっており、今年もATPレベルの大会はこれがやっと2度目となっている。「今日の勝利はこれまでで最高のものだよ。積極的にプレーしなければならなかった。彼(ナダル)は素晴らしい選手で、忍耐強いプレーをするから、一緒になって長いラリーに付き合うことは出来ないと思った。」
8強入りをかけて同胞同士の戦いとなったR・ソデルリング(スウェーデン)対J・ビョークマン(スウェーデン)の2回戦は、6-0, 6-2でソデルリングに軍配が上がった。
その他、O・ロクス(ベルギー)、K・フリーゲン(ベルギー)が、それぞれP・スリチャパン(タイ)とF・ダンチェビッチ(カナダ)を下して8強入りを決めた。
この日行われた1回戦では、第2シードのJ・ブレーク(アメリカ)が登場し、地元の声援を受けるT・ヨハンソン(スウェーデン)に容赦ないプレーで6-3, 6-2で勝った。
また第5シードのJ・ニエミネン(フィンランド)もM・ロドラ(フランス)を6-4, 6-4で退け、同じく2回戦進出を決めた。
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