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英国期待の19歳マレー |
画像提供: Getty/AFLO |
(アメリカ、ロードアイランド州ニューポート)
キャンベル殿堂テニス選手権(芝、賞金総額38万ドル)で火曜日、トップシードのA・マレー(イングランド)はR・メロ(ブラジル)と1回戦を行い、相手に5回のマッチポイントを握られたのをしのいで、6-1, 1-6 7-6(7-5)で初戦を突破した。
マレーは、「第1セットが簡単に取れたので、気を緩めたのがよくなかった。なんとか僕も勢いを取り戻したけど、そしたら向こうもレベルアップしてきたので苦労した。しかもブラジル人選手にしては珍しく、急にドロップボレーを見せたりするので驚いた。」と、辛勝に胸を撫で下ろした。
第2シードのI・カルロビッチ(クロアチア)は、G・バストル(スイス)と対戦したが、途中で左ひざの負傷のため棄権した。その時点では7-6(7-2), 4-6, 2-4 とリードされていた。
第3シードのP・ゴールドスタイン(アメリカ)もM・フィリプーシス(オーストラリア)に4-6, 2-6でストレート負けを喫した。長らく膝の怪我に悩まされていたフィリプーシスは、久しぶりに元気なところを見せ、この日の試合では14ものエースを放った。
「膝で3度も手術したけど、今日はそんなこと気にもならないくらい調子がよかった。これから試合を重ねるにつれて、また自信も戻ってくると思う。」と、復帰に意欲を見せた。
第7シードのM・フィッシュ(アメリカ)はC・ソールニエ(フランス)を6-3, 6-1で、第8シードのJ・ギメルストブ(アメリカ)はW・ホワイトハウスを4-6, 6-3, 6-4でそれぞれ下して2回戦進出を決めた。
今大会では、土曜日に恒例の「テニス殿堂入り」のセレモニーが行われ、今年はP・ラフター(オーストラリア)、G・サバティーニ(アルゼンチン)が選ばれた。ラフターはUSオープンで2度の優勝(1997-98)を誇り、世界ランキングNo.1にも輝いた。12年間のキャリア中358勝191敗を記録、11回のシングルス優勝を遂げた。サバティーニは1990年USオープン覇者で、1986年~95年の10年間はずっと世界ランキングトップ10内をキープ、13年間のキャリア中は632勝189敗で、27のシングルス・タイトルを勝ち取った。その他に長年テニスの報道に貢献してきたジャーナリスト、ジャンニ・クレチリも殿堂入りとなった。
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