- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

ウィンブルドン最終日◇王者フェデラー4連覇

(イギリス、ウィンブルドン)

2006年ウィンブルドンの大会最終日となった日曜日、男子シングルス決勝が行われ、世界ランキング1位で第1シードのR・フェデラー(スイス)が同2位で第2シードのR・ナダル(スペイン)を6-0, 7-6 (7-5), 6-7 (2-7), 6-3で下し、見事栄冠を獲得した。
フェデラーは、B・ボルグ(スウェーデン)P・サンプラス(アメリカ)に続き、オープン化以降ウィンブルドンで4連覇を達成した3人目の選手となった。また芝のコートでの連勝記録を前人未到の48に伸ばした。また、ナダルに対してもここ5連敗しており、久々の名誉挽回となった。

フェデラーは優勝セレモニーでのインタビューで、「ついにやったよ。信じられない素晴らしい気分だね。ドローを見たときは厳しいかなと思ったし、皆の期待に応えられるかどうか分からなかった。でも何とかここまで来られて、決勝でまたラファエル(ナダル)とプレーができてよかったと思う。」と、会心の笑みで喜びを語った。
また、「ボルグとサンプラスはテニスのヒーローだし、この大会はテニス界で最も重要な大会。そのような大会で4連覇できたことは無類の喜びだし、また来年も戻ってきて5連覇に挑戦したい。」と力強く語った。

試合は、フェデラーが一方的なスタートを切ったにも関わらず、大方の予想通り、簡単には行かなかった。ナダルはこれまでフェデラーと7度対戦し6勝しており、先月の全仏オープン決勝でも勝利していた。

フェデラーは第1セットをわずか24分で奪取した。80ゲーム連続でキープしていたナダルのサービスゲームを第2ゲームでブレークすると、第4、第6ゲームでもブレークを重ね、最後はバックハンドのクロスのエースで第1セットを締めくくった。

フェデラーは、ナダルとの全仏オープンの決勝で、第1セットを6-1で奪ったものの、第2セットの第1ゲームでブレークされ、結局逆転で敗れている。今回も同様に第2セットの最初のサービスゲームでブレークされ、第4ゲームのブレークポイントも生かせずブレーク失敗に終わったが、第10ゲームでようやくブレークすると、第2セットを振り出しに戻し、タイブレークへと突入した。
ナダルは、タイブレークで一時3-1とリードするが、その後の5ポイントを連続でフェデラーが奪い、逆に6-3でフェデラーにセットポイント。粘るナダルはその後の2ポイントを奪い6-5まで戻すが、最後はフォアのリターンがネットにかかり、フェデラーが第2セットも奪取した。

第3セットは両者サービスキープが続き、第2セット同様タイブレークに突入。フェデラーがバックハンドのパッシングショットを決め2-2となるが、その後の5ポイントを連続してナダルが奪い、第3セットはナダルが奪い返した。セットポイントでフェデラーのフォアハンドがアウトになると、ナダルはお得意のガッツポーズで自らを鼓舞した。一方のフェデラーは、今大会で初めてセットを落とす結果となった。

しかしフェデラーはそれで落ち込むことはなかった。第4セットの第4ゲームでナダルのサービスをブレークすると、第5ゲームをキープし、第6ゲームで再びブレーク、5-1とリードを広げる。第7ゲームではナダルがフェデラーのサーブをブレークし反撃、第8ゲームもキープすると、5-3まで盛り返す。しかし勝負の第9ゲームはフェデラーがラブゲームでしっかりキープすると、見事グランドスラム大会8度目の優勝を決めた。最後はナダルのバックハンドスライスがワイドにアウトすると、フェデラーは拳を突き上げ、頭を後ろに傾け、安堵の表情を見せた。

フェデラーは、「この試合は自分にとって極めて重要で、もし負けていたら大打撃だったと思う。ラファエルが全仏&ウィンブルドンと制覇し、自分は2大会連続準優勝となっていたわけだし。たまには、決勝でラファエルを下して勝たないとね。ウィンブルドンのコートはそれには最適のコートだ。でも、実際には試合はタフだった。これは彼がこの1年でどんなに成長したかを表していると思う。」と、ライバルに賛辞を送った。
「正直なところラファエルが決勝に来るとは思っていなかったけど、ものすごい努力を重ね、決勝に進出したことに対しておめでとうと言いたい。」

今大会では「稀に見るほど過小評価された第2シード」と言われたナダルは、1980年のボルグ以来となる全仏オープン&ウィンブルドンの2大会連続優勝の目前まで迫ったが、惜しくもそれを逃がした。しかし、今大会で3回戦以上に進んだことがなかったナダルにとって、今年のウィンブルドンは特別なものだったに違いない。
「芝のコートはあまり得意ではないけど、信じられないことに、今年最高のトーナメントを過ごすことができた。いつか必ず優勝したい。できればロジャーのような選手とは対戦せずにね。ロジャーは、このコートでは信じられないプレーを展開してくる。でも自分がいかに成長したかも実感できた。」と、20歳のナダルは芝でも自信をつけ、多くの収穫を得た。

(2006年7月10日8時23分)
その他のニュース

11月24日

ジョビッチのコーチにマレー就任 (5時54分)

11月23日

清水悠太 2年連続慶應チャレンジャー決勝へ (16時53分)

【1ポイント速報】清水悠太 横浜慶應チャレンジャー準決勝 (15時23分)

伊藤あおい 高崎OPでV王手 (14時56分)

SBCドリームテニスFinalに西岡参戦 (14時23分)

清水悠太、坂本怜下し4強 (13時03分)

45歳以上国別対抗戦、日本が準V (11時56分)

元複1位が38歳で引退決断 (9時28分)

オランダ 104年の歴史で初の決勝へ (8時15分)

11月22日

伊藤あおい 4強入り、1日3試合戦う (20時20分)

清水悠太 日本人対決制し8強 (17時29分)

デビスカップ 4強出揃う (16時11分)

モヤ綴るナダル「感謝と労い」 (15時17分)

坂本怜 10代対決制し初の8強入り (14時12分)

【1ポイント速報】慶應チャレンジャー2回戦 (13時57分)

望月慎太郎 ストレート負けで8強ならず (12時11分)

45歳以上国別対抗戦 日本男子がV王手 (9時52分)

“鉄板”シナーで2連勝 連覇狙う伊4強 (8時21分)

米を下した豪 3年連続デ杯4強へ (7時31分)

11月21日

伊藤あおい/齋藤咲良ペア 初戦突破 (19時58分)

ラファエル・ナダル 記録一覧 (18時41分)

あなたも日本テニス界を盛り上げる一員に! (17時02分)

残り3日でまだ1回戦 (15時41分)

クリロナら ナダル引退惜しむ (14時19分)

大坂なおみ カムバック賞の候補に (12時10分)

ドイツ快勝、カナダ下し4強入り (9時57分)

イタリア 11年ぶり5度目のV (8時34分)

【動画】ジョコビッチがマレーのコーチ就任を発表 (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!