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(イギリス、ウィンブルドン)
世界トップ選手8人を招待して行われているウィンブルドン車いすテニス男子ダブルス選手権に、トップシードで出場している斉田 悟司&国枝 慎吾組は、ミロスラフ・ブリフタ(チェコ)&タデウシュ・クルシェルニキ(ポーランド)組と対戦し、1-6, 6-2, 6-2の逆転勝ちで決勝進出を決めた。
芝でのプレーに馴染みが薄い斉田と国枝は、第1セットはダブルフォルトや凡ミスを多発した。しかし第2セットでは完全に気分転換に成功し、エラーも減り、国枝のショットも見違えるように冴え始めると、ゲームの主導権を握り返した。
「芝でプレーするのはこれが初めてでとても緊張していたので、第1セットではミスを多発してしまった。でも第2セットでは安定したプレーができて、相手を上手く疲れさせることができた。」と、国枝は試合を振り返った。
日曜日に行われる決勝では、昨年度チャンピオンのジャヤント・ミストリー(イギリス)&マイケル・ジェレミアス(フランス)との対戦となる。両組はこれまで斉田・国枝組の2勝1敗で、先週のフレンチ・オープン車いすテニス選手権でも同組が勝っている。
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