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(オランダ、アメルスフォールト)
オランダ・オープン(賞金総額38万ドル、クレー)は日曜日決勝が行われ、19歳の第3シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第4シードのN・マス(チリ)を7-6 (7-5), 6-4で下し、ツアーで初めての決勝進出で見事優勝を飾った。
この日の試合では、試合開始早々、第2ゲームでジョコビッチが巧みなドロップショットでマスからサービスブレイクを奪うが、マスも第7ゲームでブレイクバックし、タイブレイクへ突入し、ジョコビッチが第1セットを先取した。第2セットはブレイク合戦で幕を開けるが、第7ゲームでジョコビッチがブレイクしたのが決定打となり、勝負が決した。両者はツアー初対戦だった。
「今週はすばらしい1週間だった。1週間を通じていいテニスができたし、セットも落とさなかった。」と、ジョコビッチは興奮を露わにした。「今日の試合は恐らく最も難しい試合だった。ツアー決勝に進んだのは初めてだったからね。」
ジョコビッチは今季を世界ランキング78位でスタートしたが、ザグレブの大会でベスト4、全仏オープンでベスト8に進出し、36位まで上げている。月曜日に発表されるランキングでは、今回の優勝でさらに浮上する予定だ。
一方敗れたアテネオリンピック単複優勝のマスは、2003年の今大会でR・スロイター(オランダ)を下し優勝を飾っていたが、今回は惜しくも準優勝に終わった。昨年負った怪我でランキングを50位台まで落としているマスは、「今日は負けて残念だけど、よい面を見れば、今週は素晴らしい1週間だった。最初の2試合はそれほどいいプレーができなかったけど、その後はいい感じでプレーができていた。」と大会を振り返った。
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