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(アメリカ、オハイオ州シンシナティ)
シンシナティ女子オープン(ウェスタン&サザン・ファイナンシャルグループ女子オープン、賞金総額17万5千ドル)は金曜日準々決勝4試合が行われた。最終試合では、約半年ぶりに今大会から復帰したS・ウィリアムズ(アメリカ)が快進撃を続けてベスト4入りを果たした。
7回のグランドスラム優勝を誇るセリーナは、この日同胞のA・フレイジャー(アメリカ)と対戦、6-2, 6-2の快勝で準決勝へ駒を進めた。
年初の全豪オープン以降は膝の怪我でツアーから遠ざかり、ランキングも139位まで落としたセリーナだが、今大会ではブランクを感じさせないシャープなテニスを見せている。これまでの勝ち上がりでは1セットも落としていない。
同じドローの山ではこのところ絶好調のV・ズヴォナレーワ(ロシア)が第5シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア・モンテネグロ)に6-1, 6-1で完勝した。
ズヴォナレーワも今大会は1回戦で第7シードT・ゴロバン(フランス)を倒し、これまで7ゲームしか落としていない強さを見せている。
セリーナ対ズヴォナレーワの準決勝はノーシード同士の対戦となるが、これまでセリーナが3勝1敗とリードしており、その1敗は棄権によるもの。
「ここまで来たんだから、こんなところで終わって欲しくないわ。」と、復帰戦での優勝も視野に入ってきたセリーナ。
もう一方のドローの山では、第1シードでディフェンディング・チャンピオンのP・シュニーダー(スイス)が第9シードのS・ミルザ(インド)を7-6 (9-7),7-5の接戦の末に下して準決勝進出を決めた。
また第4シードのK・シュレボトニック(スロベニア)も第6シードのM・バルトリ(フランス)を6-2, 6-1で一蹴し、今年初となる4強入りを果たした。
シュニーダーとシュレボトニックはこれまでシュニーダーの2勝0敗となっている。
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