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(イギリス、バーミンガム)
DFSクラシック(賞金総額20万ドル、ティア3)は金曜日に準々決勝が行われ、第1シードのM・シャラポワ(ロシア)が第12シードのM・サンタンジェロ(イタリア)を6-2, 6-2で下し、見事ベスト4進出を決めた。
シャラポワは3連覇を狙う今大会では出だしから快調で、これまで1セットも落としておらず、通算でも17勝1敗。1回戦はシードのためバイ(不戦勝)、水曜日は予選勝ち上がりのA・ローレ(アメリカ)、木曜日には第13シードのN・リー(中国)をそれぞれストレートで下している。
「今日も出だしから調子がよかったし、日に日に上向きになっている感じ。」とシャラポワは芝での好感触を掴んでいる。
シャラポワが芝のコートでプレーするのは、昨年のウィンブルドン準決勝敗退以降今大会が初めて。
尚、この日の勝利で、シャラポワは芝での通算勝率を91.7%とし、S・グラーフ(ドイツ)のもつ同91.5%を抜いた。また前日の勝利はキャリア通算200勝目だった。
2004年のウィンブルドン覇者シャラポワは、シード勢が崩れる中、安定した勝ち上がりを見せ、準決勝ではノーシードのJ・ジャクソン(アメリカ)と対戦する。ジャクソンは第4シードのE・リホフツェーワ(ロシア)に6-4, 6-3で番狂わせを演じてのベスト4進出。
同様に、ノーシードから勝ちあがったV・ズヴォナレーワ(ロシア)も、立ち上がりの悪い第2シードのF・スキアボーネ(イタリア)を6-4, 3-6, 6-1で下した。
2004年には世界ランキングトップ10にも顔を連ねたズヴォナレーワだが、その後かかとの怪我の影響などでランキングも現在78位まで下げているが、久しぶりにトップ15位内の選手を倒したことで、ようやく復活の兆しが見えてきた。
ズヴォナレーワは準決勝で同じくノーシードのM・トゥ(アメリカ)と対戦。トゥも第6シードのM・バルトリ(フランス)を6-4, 6-4で下し、番狂わせを演じている。
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