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(フランス、パリ)
全仏オープン8日目は、女子シングルス4回戦の8試合が行われた。第1試合に登場の第4シードM・シャラポワ(ロシア)に続き、トップシードのA・モレスモ(フランス)も第16シードのN・バイディソバ(チェコ共和国)に敗れるという波乱が起きた。
モレスモは調子が上がりきらない中、第2セット以降急に減速し、6-7 (5-7), 6-1, 6-2で逆転負けを喫した。年初の全豪オープンでは見事グランドスラム初優勝を果たし、精神的にも余裕ができ今大会優勝候補の本命とも見られていたモレスモだが、今回もその夢を断ち切られてしまった。母国開催の全仏オープンでは準々決勝進出がこれまでのベスト。
試合後のインタビューでは、やはりそのプレッシャーが影響していたのではとの質問もされたが、モレスモは、「第2セットに入るとなぜか急に力が抜けたようになった。第1セットのように試合に集中できず、ポイントの支配ができなくなった。」と、体調の異変を訴えた。
バイディソバとは全豪オープン4回戦でも対戦しているが、その時は力の差を見せ付けて6-1, 6-1で圧勝していた。
勝ったバイディソバは現在17歳で、この勝利によりグランドスラムでは初のベスト8入りを決めた。
「今日はちょっとした『ゾーン』に入ったような感じだった。何もかもが上手く行った。ラリーが続けば彼女に分があるから、とにかく早く決めようと思っていた。サーブもよく決まった。」と、最大の難関突破に喜ぶバイディソバ。ベスト4をかけて対戦するのは、第11シードのV・ウィリアムズ(アメリカ)。
ヴィーナスは第7シードP・シュニーダー(スイス)から4-6, 6-3, 6-2の逆転勝利をあげていた。出だしこそ調子があがらなかったものの、次第にフォアハンド、サーブ、ネットプレーとも冴えを取り戻し、安定したプレーで試合をコントロールした。
男子ではJ・ブレーク(アメリカ)が敗れ、男女通じて残る最後のアメリカ勢となったヴィーナスは、「2週目に残るというのはとても気分が高まるものよ。私の今のプレーのレベルがどこにあっても、要所ではちゃんとレベルを上げてプレーができている、それが大事なことね。」と、長い経験を基にした自信をアピールしていた。
バイディソバとはこれまで1度だけ、去年のイスタンブール(クレー)で決勝で対戦して勝っている。
第5シードのJ・エナン(ベルギー)=アルデンヌ対第10シードのA・ミスキナ(ロシア)という、全仏オープン覇者同士の対戦は、6-1, 6-4でエナン=アルデンヌが圧勝した。エナン=アルデンヌは最初の12ゲームのうち11ゲームを奪う猛攻ぶりだった。準々決勝では、G・ドゥルコ(アルゼンチン)を6-3, 6-4で下した第13シードのA・グローネフェルド(ドイツ)と対戦する。
また第2シードのK・クレイステルス(ベルギー)は第15シードで杉山 愛とダブルスペアを組むD・ハンチュコバ(スロバキア)と対戦、6-1, 6-4で圧倒した。クレイステルスの次の相手は、第12シードのM・ヒンギス(スイス)か第31シードのS・ペア(イスラエル)の勝者。両者の試合はセットカウント1-1となった時点で日没延長となっている。
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