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(フランス、パリ)
全仏オープン大会6日目は、初夏の陽気の下で試合が進められている。前日予定を消化できなかった女子シングルスに今大会第2シードのK・クレイステルス(ベルギー)が登場し、C・マルチネス・グラナドスを試合時間わずか55分、6-0, 6-3で圧倒して、難なく3回戦に駒を進めた。
ファーストサーブの確率が50パーセント、凡ミスの数でも27本と相手の12本よりエラーの多さが目立ったが、それ以上にウィナー数で大きく上回って、勝利をもぎ取った(クレイステルス30本、マルチネス・グラナドス8本)。この結果、クレイステルスは3回戦で、J・ジャクソン(アメリカ)を6-7(8-10), 6-2, 6-1の逆転で退けた第13シードのA・グローネフェルド(ドイツ)と顔を合わせることになった。
この日の試合で、8ゲーム連取の後、3ゲーム落とし、その後4ゲームを立て続けに奪って勝利を決めたクレイステルスは、インタビューで、「中盤の数ゲームでは、流れが悪い方向に行っていた。でも、途中で自分のゲームを取り戻すことが出来て、結果勝利することが出来てラッキーだった。」と話している。
また、第12シードのM・ヒンギス(スイス)もZ・オンドラスコバ(チェコ共和国)に6-1, 6-3で勝利して3回戦に進出した。今季現役復帰を果たし、唯一取り逃している四大大会である全仏オープンに臨んでいるヒンギスは、次の試合では鄭潔(中国)を6-4, 6-4で下したI・リスヤック(クロアチア)と対戦する。
ヒンギスは試合後のコメントで、「今日は良いプレーが出来た。サーブの調子も、フットワークも全て良かった。次の試合でも、今日のような調子を維持して、良いプレーを続けて行きたい。」と語った。
その他の試合では、第7シードのP・シュニーダー(スイス)、第8シードのS・クズネツォワ(ロシア)、第9シードのF・スキアボーネ(イタリア)、第14シードのD・サフィーナ(ロシア)がそえぞれ白星を挙げている。
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