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（フランス、パリ）

全仏オープン２日目に行われた女子シングルス1回戦では、第２シードのＫ・クレイステルス（ベルギー）がＶ・ラッツァーノ（フランス）を迎え撃った。

試合は第２セット、クレイステルスがラッツァーノに３本のセットポイントを握られたが、6-0, 7-6(7-4)で振り切り２回戦進出を決めた。これまで２回準優勝を上げている彼女は、昨年のＵＳオープンで念願のグランドスラム・タイトルを獲得していた。２回戦では、Ｍ・ディアス=オリバ（アルゼンチン）を6-4, 3-6, 6-1で下したＣ・マルチネス=グラナドス（スペイン）と対戦する。

クレイステルスは試合後、「今は自分のテニスを探している状態。去年のＵＳオープンでしていたようなプレーができるようにね。今の目標はあの時の状態に戻って、同じくらいのレベルでプレーできるようにすること。ただレベルを上げるには持ち味のフットワークが大事だし、特にクレーでは他のサーフェースと違ってそれが難しい。ハードコートほどの安心感がない分、モチベーションを更に上げてコートに立つようにしているわ。」と、多少の苦手意識をにじませていた。

その他シード勢では、第７シードのＰ・シュニーダー（スイス）、第９シードのＦ・スキアボーネ（イタリア）、第１１シードのＶ・ウィリアムズ（アメリカ）、第２１シードのＮ・デシー（フランス）、第２４シードのＫ・シュレボトニック（スロベニア）、第２９シードのＳ・アービッドソン（スウェーデン）らが順当勝ちしている。

シード選手で姿を消したのは、第１８シードのＥ・リホフツェーワ（ロシア）と第２８シードのＬ・サファロバ（チェコ共和国）。