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（モロッコ、カサブランカ）

ハッサン２世グランプリ（賞金総額３２万３２５０ドル）は火曜日に残りの１回戦などが行われ、上位シード３選手が揃って勝利を収めた。

トップシードのＮ・マス（チリ）はＭ・ベラーを7-6(7-4), 6-0で初顔合わせを勝利で飾った。２００４年アテネ五輪ではシングルス、ダブルスともに金メダルに輝いたマスは、続く２回戦ではＡ・ディマウロ（イタリア）と対戦する。

第２シードのＬ・オルナ（ペルー）は予選勝者のＴ・ペリッチを7-5, 6-2で下し、２回戦も予選勝者のＭ・ジケル（フランス）と顔を合わせる。第３シードのＯ・ロクス（ベルギー）もＴ・べーレントを6-3, 6-4で破り２回戦でＦ・マイヤー（ドイツ）と戦う。その次の第４シードのＡ・セッピ（イタリア）は月曜日の１回戦でＢ・パウ（ドイツ）に6-7(4-7), 1-6で敗れ、すでに姿を消している。

その他火曜日の結果は、第８シードのＧ・シモン（フランス）がＪ・ヘルニチ（チェコ共和国）を6-1, 4-6, 6-4で下し、２回戦ではＯ・マラチ（オーストリア）と主催者推薦のＭ・タヒリの勝者と３回戦進出を争う。第７シードのＤ・ブラッチアリ（イタリア）はＯ・パシャンス（フランス）を6-3, 6-4のストレートで下し、水曜日行われる唯一の１回戦Ｇ・ミュラー（ルクセンブルグ）とＡ・ヴァスケ（ドイツ）の勝者と対戦する。

今大会昨年覇者のＭ・プエルタ（アルゼンチン）は、その後の全仏オープンでも準優勝を上げているが、２度目の薬物反応が出たため、昨年の１２月に８年間の出場停止処分と言う厳しい処分が下り、今年は出場していない。